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はたらくとは傍を楽にすること


今までに聞いたことのある、うまいこと言っているようなよく分からないような言葉、はたらくとは傍を楽にすること

でも最近、私にとって、はたらくとは傍を楽にすることだったんだ!と気づいてしまったかもしれません。

転職活動で働くことについてさんざん考えた。私は何をしたいんだろう?

どんなに考えても特にやりたいことがない。今の仕事である医薬品開発は面白いとは思うけど、初めのきっかけは紹介してもらっただけだし、仮に別の仕事を紹介されていたら、別の仕事をしていたと思う。5年後、10年後にどうなりたいかなんてのもない。とにかく、私の仕事のモチベーションは、夢に向かって頑張る!なんて素敵なものではないのです。

製薬会社の企業理念ってこんな感じです。かっこいいですよね?
https://visionguide.jp/category1/medicine/
でも私は、そりゃ世界中の人々の健康に貢献できて、患者さんのためになったらいいに決まってるけど、私が人生四六時中の人々の健康を願って、患者さんのためにと思って生きてないしなあと思ってしまうんです。そもそもじゃあなんで薬剤師なったの?って感じですよね(単に親が薬剤師だったから身近だったし、資格とっといたら他にやりたいことあってもどうにかなりそうだしという理由)。

夢もやりたいこともないにしても、私の仕事のモチベーションとか、いつも考えていることって何だろう?

仕事するときは、ただ目の前のことをしているだけ。どんな仕事も、大きな仕事も小さな仕事も、お世話になっている職場の人、忙しそうな人、目の前の人のお手伝いをしている感じ。
イメージとしては、私の中には、「助けられるメーター」と「助けるメーター」の2つお助けメーターみたいなのがあって、その均衡を保つために「助けるメーター」が増えることをするような感じ。ちなみに、はじめにたまるのは、いつだって「助けられるメーター」の方。助けられるメーターが増えるからこそ、ああ助けなくっちゃってなる。例えば仕事の場合は、仕事教えてもらったり、お昼一緒に誘ってもらったり、そもそも採用してもらったこととかで助けられるメーターがたまってる。


このお助けメーターは、仕事だけに限らない。仕事以外で「助けるメーター」が増えることとして、基本的に頼まれごとだけど、例えば、友達の結婚式の二次会幹事を受けるとか、部活のOBの仕事引き受けるとか、バイト先とか習い事のヘルプとかかな。あとは覚えてないけどちっちゃな頼み事とかも可能ならできるだけ受ける。もちろんいつも必ず引き受けるスーパーマンではなくって、できそうなときにできるだけ。どんな小さいことでも、できそうなときにできるだけやっておけば、助けるメーターがたまっててるから、やれなくていいときもあってもいいかなって。あとは、助けられるメーターは自覚せずにたまってしまうことがあるから、そのためにもできそうなときはできる限り助けるメーターが増えることをする。
仕事で助けるメーター増やせないときもあるから、その時は仕事以外で何かすればいいやという感じで、仕事に限らず私のすべてでお助けメーターの均衡を保つ。

お世話になった職場の人と雑談しているとき、私が「いつもありがとうございます、感謝することくらいしかできなくてすみません」という話をしたんですね。そしたらその方は自分も同じように色んな人にお世話になって色んなことを教えてもらって、その方にはもうお返しできないから、〇〇さん(私)に同じことをしてるんだよ。世の中として広く大きくみたら同じでしょ?だから〇〇さん(私)は気にしなくて良いんだよ、いつか他の誰かに色々教えてあげてね。と言われたんですね。

この言葉で、お助けメーターは私の中での均衡だけでなく、世の中全体で均衡を保っているんだなあと思いました。

そうすれば、お世話になった人に、感謝しきれなくて申し訳ないと思わずに済むし、知らない間に助けてもらってて感謝伝えられてないかもとか、あの時お礼言いそびれたってときも、まあいいか、他で誰かの役に立つことしよって思える。

なんか話がそれたし、まとまっていないけど、この助けるメーターを増やすことをするっているのは、傍を楽にするってことじゃないですか?と思った話でした。

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