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[キング・オブ・クローン]を見て


https://www.netflix.com/jp/title/81516199?fbclid=IwAR2QzvLEZRPBEj8ykPET9Cb03B5i-BwW3_5P-vn7JcyrCv6g6Sa6ePFlxPA

クローンに関する私の記憶

ある日、テレビでは、これからの科学技術の発展と細胞を再生することで、まったく違う世界になる。医学の発展で、歩けない人が歩けるようになり、すべての病気もなくなるというような話をしていた。
それを見ていた私は、「ちっ!またか~いつなんだよ。」と軽くけなした。
そこに、母は、「それは、わからないよ。もし、可能となったら、アッパ(父)も手術できるかも… 。」と言っていた。

私は、そういう母の気持ちに驚いた
死ぬ前までに、いわゆる正常な歩きをしたんだな。。と感じた瞬間だった。
私は、別に何とも思ってないけど、やはり本人は思っていたのかな、それとも、、なんだったんだろうか。
「私が思春期の時、母に、(父には言わないけど)こう言ったことがある」。
「恥ずかしいのは、足が不自由だということではなく、足が不自由だということをはじいているあんただよ!。」と私は、叫んだ。(当時の記憶は何もないけど、いまだに、自分がいいたいことをはっきり言ったような気がする。)

あの当時は、これからの韓国は、素晴らしい国になり、科学的な発展に伴う経済大国になる!とメディアでは言っていた。
そして、「クローン」という言葉もその時、初めて知った。ただ、韓国では、その当時も(私が、小学生だった時も)、「遺伝子」、「クローン」という単語はいつものように聞いていたような気がする。

その後、不正な卵子の抽出や、最後は論文の偽造まで明らかとなり、なんとなく、あ~また、希望が一つ消えてたか~だろうな~という雰囲気となっていた。


「倫理」と「クローン」、そして、国家主義

彼が堂々と出て来て、「クローン」が作れるということを話したことは、とても残念。本当に本質が理解できてない人だな。。。と感じた。

結果オーライの世界、無知な科学者とホワイト科学者

「作れたんでしょう?」何が問題?
それでも、作れるから、いいことはあるはずだと新人類の存在を訴えていた。そして、メディアを利用し、「歩けない人を歩かせます。」といい、
注目を浴びていた。
しかし、そこには、論文の偽造があり、
それを告白したのも、また、「科学者」であった。
そして、告発した彼らに向けて、世間は、
お前は、お前のお父さんを裏切ったことになるぞ!」と。
冷静な告発者は、
彼は一人の科学者であり、お父さんでも、神でもない。」と言った。
勇気ある行動とは、そういうことであると感じた。

科学を信仰すること

科学は科学であること。そして、信仰をしてはいけないこと。
信じるといつか叶えられるということでは全くないこと。

私は、何を信じていこうか。


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