見出し画像

にっぽんSAKE紀行 #276-278 珠洲(大慶・初桜、宗玄)、能登町(大江山)

東京から日帰りで全国の日本酒蔵元のある町を訪ねています。
今回は、能登空港から珠洲と能登町を回ります。(6月8日の訪問です)

能登空港に入れば、あとはバスを乗り継いで、何軒か回れるだろうと、タカを括っていたのが大間違い。
思いのほか、バスの本数が少なかったり接続が難しくて、プラン設計が難航しました。土地勘がないので、地名の位置関係がよく分からない。。XX行きといっても、目的地に向かっているのか、それとも遠ざかっているのかも分からないという状況です。例によって、Google Mapsと格闘して、路線バスの時刻表と睨めっこして、作ったのが、行動予定マップ。今回、初めて作って見ましたが、これが当日結構役に立ちました。

行動予定マップ

それではいよいよ、搭乗です。お馴染みのボーイング737-800。

ボーイング737-800

この日はずっと雲の上でしたが、翼の日の丸と富士山のツーショットを撮ることができました。頭の中で、「加藤隼戦闘隊」がガンガン鳴ります。「エンジンの音轟々と、隼は征く雲の果て、翼(よく)に輝く日の丸と。。。」

富士山と日の丸

さて、のと里山空港に到着。ここからは、乗り合いタクシーで最初の目的地に向かいます。

乗り合いタクシー乗り場

タクシーに乗ってから、予定表の能登空港到着時間を間違えていることに気がつきました。9時50分着を9時05分と書いてある!!
1日の予定がガタガタになるのではという、不安の中、最初の目的地である、櫻田酒造さんの前に横付け。タクシーはこれが便利ですね。

櫻田酒造外観

ご主人と雑談をしながら、お酒を購入です。地元では「初桜」が呑まれているそうです。初桜といえば、滋賀にもありますよね?と伺ったら、商標は滋賀の安井酒造場が持っていらっしゃるけど、お心が広いので使わせてもらってます、とのこと。かつては、お酒はローカル流通がメインだったから、同じ名前のお酒があちこちにあっても不思議ではないですよね。今回はもう一つの銘柄の、大慶をいただきました。

櫻田酒造のお酒

さて、ここからバス・ターミナルのすずなり館まで、50分強の徒歩移動の予定だったのですが、雨模様だしすでに予定から40分遅れということもあって、やむなくタクシーを手配。。。と思ったら、満車でクルマがない!!すかさずご主人が、ウチのクルマで送りましょうとのお申し出。。結局奥様にすずなり館まで送っていただき、一挙に遅れを挽回です。櫻田酒造のご主人、奥様、どうもありがとうございました。

すずなり館外観

すずなり館は道の駅も兼ねる物産館で、能登のお酒が揃ってますね。でも、お酒は蔵元で購入予定なので、こちらではつまみにできそうなとろろ昆布と、おやつのお饅頭をゲット。バスを待ちながらパクつきました。

すずなり館の日本酒
地元のたいこ饅頭(三つのお店のお饅頭が並んでました。。)

バスに乗って、能登半島の名所、見附島(軍艦島)に向かいます。お目当ては、「のとじ荘」の日帰り入浴♨️ できれば、旅の終わり頃に入りたいところですが、日帰りは12時から3時までなので、このタイミングになりました。おお、湯船から見附島が眺められる!!(他のお客さんがいたので、写真はありません。。)湯上がりにいろんな角度から見附島を楽しみました。

のとじ荘の玄関
見附島

バス停で雨を避けながら、しばらく待って、2軒目の宗玄酒造さんに。
堂々とした構えですね。

宗玄酒造外観

店内には昔の帳場のようなしつらえが展示されていました。

こちらで百万石乃白のお酒と珠洲焼きのぐい呑みをゲット!

宗玄酒造店内

予定ではここから次の目的地まで、徒歩で30分だったのですが、見附島を出た時に予定より1本早いバスだったと気付いて、チェックしたら次のバスがもうすぐ次のバス停に到着予定だとわかって、小走りに恋路浜のバス停に急ぎました。

恋路浜の伝説はこちら
http://gozai.sakura.ne.jp/details1014.html

恋路浜

バスに乗れたおかげで、楽々と隣町の松波酒造さんに到着。こちらのブランドは大江山。
実際の大江山からは距離がありますが、創業者の方の思い入れだそう。。
大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもみず 天の橋立

松波酒造外観
松波酒造内観

こちらでお酒を利かせていただいて、小瓶(300ml)を2本購入。いろいろと飲んでみたいタイプなのです。

ふう、これで予定のコースは終了。近くの汝惚里(ナポリ)キッチンで食事をしながら、予約していた乗り合いタクシーを待ちます。
ここの能登ブタのステーキ定食がめちゃ美味い!ランチとディナーを兼ねるボリュームで満足、満足。

ということで、無事に3蔵(276蔵目から278蔵目)訪問と、見附島をみながらの入浴を果たして、帰路につきました。

帰京便 737-800

(Noteを書く前に能登で地震が発生しました。能登の皆さんのご無事をお祈りいたします。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?