にっぽんSAKE紀行 京都伏見 招徳 日日 玉乃光 note56
令和6年最初の酒蔵訪問は滋賀県高島市を予定（るんるん）。ところがなんと大雪、しかも警報レベルの予報のため、やむなく急遽目的地を伏見に変更です。
天下の酒どころ、伏見には何度か来ていますが、以前は土日の訪問が多かったので、今回は前回お休みだった蔵を目指します。
伊丹空港からモノレールと阪急を乗り継いて、河原町駅でもう一度乗り換え。伏見駅で降りて、いよいよ酒蔵巡りスタートです。まず目指すは招徳酒造さん。。。すると、一風変わった酒屋さんを発見！お店というか倉庫というか、近づくとご主人と目が合いました。
以前は前の道路に面して大きな店構えでやっていたのが、少しずつ縮小して、今はこの形態でお酒を商っているそうです。
ご主人おすすめの弥栄鶴 祝蔵舞を購入。伏見のお酒ではありませんが、ライチのような香りが爽やかです！ジョンレノンの大ファンで、ビートルズにちなんだお酒も見せてもらいました。なかなか面白そうですが、１箇所一本の原則で、これはまたの機会に。。
てくてくと歩いて、招徳酒造に到着。前回は外観を写真に収めただけだったので、今回は事務所に伺って、お酒を購入です。花洛という今まで知らなかったブランドが主力だそう。。酒の奥は深い。
次に向かったのは、一昨年にできた日日酒造さん。真っ黒な建物が威容を誇っています。。見るからに「部外者来るな」オーラを放っているので、こちらは外観の写真を撮るだけで、訪問完了。。
引き続いて、伺ったのは、名門玉乃光酒造さん。ここも前回は外観だけだったので、開いていてラッキー。お酒のレパートリーも豊富ですね。目に留まったのが、「源氏物語」。
ワタクシ「大河ドラマ便乗商法ですね。」
お店の方「いえ、今年だけの商品で、大河ドラマにあやかって。。便乗商法ですね（笑）」
ということで、ミーハーではありますが、ラベルも化粧箱も綺麗なので、こちらをチョイス。
伏見で蔵巡りをしたらキリがないので、今回の蔵巡りは以上の３軒で打ち止めにして、そろそろ腹ごしらえ。。ネットでチェックすると、カレーうどんの美味しい店が近くにあるようです。便利な時代になりましたね。。。
行ってみると、12時前なのに、お店の前には行列が。。。待つこと30分くらいでお店に入れました。ランチメニューのWカレーうどんというのが気になる。。。何かと思ったら、カレーうどんの底にご飯が敷いてあるとのこと。なんと恐ろしい。。少食のワタクシには禁断のメニューですが、興味津々。。。悩んでいると、ご飯は大中小ありますが、小小もできますよというキラーワード。
結局、ご飯を小小にしてもらっても食べきれませんでした。。
最近辛いものが苦手になってきたワタクシですが、ちょうど良い辛さ。さすがの人気店。うまし！
辛いものをお腹いっぱいに詰め込んだら、どっと疲れが出て、伏見桃山駅の大宮通りドトールでダラダラとメルちぇ。。。平地しか歩いていないのに、体力の衰えが情けない。。
しばらくグータラして、疲労回復が見られたので、祇園に向けてラストスパートです。
祇園でのお目当ては、祇園新橋の「遊亀」さん。滋賀の蔵元直営で、午後4時開店が嬉しい。。
お店の前に4時15分前に着いたら、さすがに誰も並んでいなかったので、もう一回りして戻ってきたらすでにご夫婦が並んでいました。開店と同時に店内に案内されて、カウンターの角に陣取ります。うーん、いいなあこの雰囲気。口開けのお酒は贅沢に漆黒20。お米を20%まで磨いた、超大吟醸です。
当てには、なまこと春を呼ぶタラの芽の天ぷら（大好物）、ししとうの揚げ浸し。。
お土産には、京都南座前の十五六さんで、道明寺羊羹の「なみごおり」、ショーウィンドウで見つけて、飛び込んで買い求めましたが、これが大正解。ワタクシの好みにピッタリだったので、これからは京都土産の定番にしようと思います。
実物は美味しいですよ
伊丹空港に降りたてば、酒蔵めぐりもたくさんオプションがありますね。
次回こそは、高島市にチャレンジしようと思います。
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