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にっぽんSAKE紀行 #266,267 千葉県佐原(東薫、糀善)

千葉県の佐原(さわら)は、かつて水運で栄えた町。今でも川沿いに古い街並みが残し落ち着いた雰囲気を楽しめます。

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今回は、佐原にある酒蔵2軒を訪問しました。

東京駅八重洲口から銚子行き高速バスで約90分、バスはJR佐原駅北口に到着します。跨線橋を渡るとそこは駅の正面。立派な駅舎と伊能忠敬の銅像がお出迎え。すぐそばにある、観光案内所でざっくりと街の様子を伺いました。

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まずは腹ごしらえ。佐原は鰻料理で有名です。「炭火焼割烹 山田」さん。入口の待ち札に携帯電話の番号を書いて待ちます。

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待っている間に、近くの踏切でちょうどやってきた成田線の電車を撮影。

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20分ほどで呼び出しがあり、「直のせ うな重 きも吸い付き」にありつきました。ちなみに、「うな重」は、うなぎとご飯が別々になっているそうです。お昼なので、お酒は我慢我慢。。

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案内所の人は甘めのタレですとおっしゃってましたが、甘いもの好きのワタクシにはちょうど良い感じ。ボリュームもシッカリあって、街歩きの充電にはちょうど良いですね。

お腹が膨れたところで、いよいよ街歩き。風情ある川沿いを歩いていると、観光客を乗せた舟が通りました。船遊びも楽しそう。。

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佐原は伊能忠敬の生誕地としても有名ですね。伊能忠敬記念館には、当時使われた測量器具やオリジナルの地図など、国宝がゴロゴロ。。。緻密な測量データと歩いた日本全国の行程を見て、彼の偉業に嘆息します。

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伊能忠敬記念館の川向には彼の生家も残されています。古い名家の佇まいを見ながら、裕福な暮らしに安穏とせず、勉強と努力を重ねた姿勢に改めて背筋の伸びる思いがしました。

いよいよ、酒蔵です!!まずは、東薫酒造さん。品揃えの豊富な直売店を覗いていたら、試飲を勧められました。もちろん望むところです!主力の東薫や卯兵衛(うへえ)、甘酒に古酒ともう結構というほど利かせていただきました。一番、ピンときた「東薫 純米吟醸 卯兵衛」を購入。

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続いては街道沿いに並んでいる、馬場本店酒造さん。こちらは「最上白味醂」が主力のようですが、日本酒も「糀善」「佐原ばやし」「すいごうさかり」「海舟散人」のラインアップ。版画風のラベルに惹かれて、純米原酒 すいごうさかり を一本いただきました。蔵の中もちょっと覗けるので、昔ながらの雰囲気を知ることができました。

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というわけで、四合瓶が2本入ったリュックを背負って佐原駅に戻り、足取りも軽く家路につきました。(帰りは佐原駅からJR成田線で成田、そこで京成電鉄に乗り換えて京成上野に出ました。)

東京からほど近く、ゆったりとした時間を過ごせる佐原。良いですね〜。

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