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にっぽんSAKE紀行 #280-282 秋田市(秋田晴・酔楽天)、にかほ市(飛良泉)、大仙市(秀よし)+永楽食堂

東京から日帰りで日本酒蔵のある街を訪れていますが、今回は秋田に2泊3日で出かけて、その二日目です。

温泉付きのホテルで、朝風呂を楽しんで、朝ごはんもしっかり食べて2日目のスタート!

まず秋田市内の秋田酒造さんへ。「秋田」とつく酒造さんがたくさんあるので、混乱しますが、こちらは秋田晴や酔楽天を醸している蔵です。土曜日ということで、会社はお休みながら、お店は開いているという情報で来てみたら。。。何ということでしょう!「定休日」。。。 仕方ないので、ガラスにおでこをくっつけて店内を撮影しました。

秋田酒造直売店
店内

まあ、酒造のある街を見たということで、280蔵目を達成。

その後、象潟(きさかた)に足を延ばして、松尾芭蕉も愛でたという九十九島を見物。ここは昔、松島のように多くの島が海に浮かぶ絶景だったのが、地震で海岸が隆起したので、今はたんぼの中に小高い山が点在するようになっています。まさに蒼海転じて桑田となる、ですね。

象潟の眺め
海鮮丼

象潟でお昼を食べた後は、にかほ市へ移動。飛良泉本舗さんへ向かいました。平泉にあると思いがちですが、にかほなんですねー。こちらは事前にお休みと知っていたので、外部の写真を撮るだけで終了。また、開いている時に来たいですね。。281蔵目

飛良泉酒造

時間があったので、TDK歴史みらい館に立ち寄りました。おお、かつてエアチェックやダビングに使った、カセットテープやカセットデッキが並んでいるではありませんか!オヤジ4人のうち二人がアマ無線やオーディオマニアだったこともあり、大興奮!!時間潰しと思っていたのが、大収穫になりました。電磁気の原理を説明してくれたお兄さん、オヤジがいろいろと突っ込んですみませんでした。。。

TDK歴史みらい博物館

ひとしきり電子少年に戻った一行は、大仙市へと移動します。こちらは、事前に見学を予約していた、鈴木酒造さん。長女の結美子さんに案内していただきました。
@hideyoshi_yumi

江戸時代の1655年創業の由緒ある蔵です。江戸時代に「秀吉」ってすごいですね?と伺ったら、以前は別の名前だったのを、秋田の殿様に献上したところ「秀でてよし」を酒名にくださったので、「秀よし」となったそう。。なる~

鈴木酒造外観
ずらりと並ぶタンク

歴史ある蔵らしく、お宝もたくさん陳列されていて、なかなかの見応えです。

収蔵室

直売所で悩みながら、秋声をゲット。コロナの影響で試飲はお休み中とのことです(残念。。)

直売所

結美子さんは、蔵人 and/or お婿さんを大募集中とのこと!我はと思う方は、連絡されてはいかがでしょうか?ワタクシももう少し若ければ。。。
充実の282蔵目でした。

さて、いよいよ日も陰り始めたので、日本酒タイムです。出かけた先は秋田駅近くの永楽食堂さん。ワタクシは今回で3度目。ずっと楽しみにしていました。

永楽食堂看板
圧巻のお品書き

最初に頼んだのは、卯兵衛を含む新政3種飲み比べ。まず、卯兵衛で乾杯。うへー、うめー。もう日本酒として、異次元のうまさですね!!続いて、エクリュ、ラピュスと飲みすすめますが、卯兵衛のインパクトに負けてしまう。。。飲む順番を間違えたかも。。

新政飲み比べ

新政の次は、今朝訪問して定休日だった秋田酒造の酔楽天. 大吟醸。うん、スッキリ辛口で飲みやすいですね!これで、しっかりリベンジしました。

酔楽天 大吟醸

鈴木酒造のお酒も忘れていません!!龍蟠(りゅうばん)純米吟醸 山田錦・酒こまち
鈴木酒造の新しい銘柄だそうです。まさにこれから登り龍足らんとするお酒ですね。

龍蟠 純米吟醸

このあと、やまとしずくの青春ノシズクをいただいたのですが、写真がボケてしまったのでスキップ(ごめんなさい)。。いやはや、飲みましたねー。ということで、お勘定!をお願いしたら、「たくさん飲まれたので、お気に入りのお酒を一杯プレゼントします」との驚きのお言葉。。。恐るおそる卯兵衛でもいいですか?と伺ったら「もちろん!』と、最後を卯兵衛で締める幸運。。

プレゼントでいただいた新政 生酛純米 佐藤卯兵衛

こうして日本酒天国、秋田の夜は更けていくのでした。。。

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