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にっぽんSAKE紀行 福岡 note 72

今回はマイル修行も兼ねて、羽田から那覇経由で福岡にやってきました。


福岡に向かうのに沖縄行きに乗る。。


そして福岡に..

福岡でのお昼ご飯は豚骨ラーメン。知り合いのTwitterで知ったラーメン屋さんに向かいます。空港の外の路線バスに乗るのですが、バス停までの行き方がわからない…Google mapsを頼りに歩いたら、結局炎天下を三角形の二辺を歩くことになってしまいました。素直に案内所で尋ねればよかった…ジリジリと日の照りつけるバス停で待つこと約10分。やってきたバスに乗って、目的の新屋敷にある天龍ラーメン店に到着。ランチセットはワタクシには量が多いので、チャーシューメン単品、麺硬めを注文です。おー、さすがにうまい。アブラのくどさを感じさずに、豚骨の旨みをしっかり出していますね!


天龍ラーメン店


とんこつチャーシュー麺

お腹が膨らんだところで、先ほど降りた新屋敷バス停からさらに先に進みます。やってきたのは宇美にある小林酒造本店。街道沿いの立派な建物で大きな杉玉が飾ってあります。おそるおそる入って事務の方に、小売りを伺うと、隣の建物に売店があるとのこと。なるほど、駐車場まであるしっかりした売店がありました。


小林酒造本店


売店


売店の店内


時代を感じさせる広告絵

売店で品定めをして、いつも通り蔵元限定 萬代 純米吟醸 夏酒をチョイス。やっぱり苦労してここまで来たので、ここでしか買えないものを選びますよね。ということで、日本酒蔵378軒目を達成です。

小林酒造本店をあとに歩いて、JR香椎線の始発駅宇美駅を目指します。途中宇美八幡宮の前を通るのですが、暑さに負けて参拝は断念。本殿に向けて軽く会釈して通りすぎました。南無八幡大菩薩…

JR宇美駅に到着。待つことしばし、折り返しの列車が到着。これは充電池で走るでんちゃ(BEC819
系)ですね。以前マリンワールドに行く時に乗りましたし、秋田の男鹿線(EV-E801系)でも走っています。エコな感じで良き。冷房のばっちり効いた車内で出発を待ちます。助かる〜。


JR宇美駅


折り返し列車が到着


JR香椎線には全国でも稀な「酒」のつく駅「酒殿(さかど)」があります。。

列車は快適に走って、JR香椎駅に到着。ここから天神に向かうのですが、Google mapsによるとバス停は西鉄香椎駅前にあるとのこと。熱気の中、小走りにバス停にたどり着くと、乗るはずのバスがJRの駅に停まっているではないですか。またもやGoogleに騙されてしまいました。

バスは福岡都市高速を通って快調に飛ばします。この都市設計はよく出来ていますね。

天神のバス停を降りると、赤煉瓦文化館は歩いてすぐ。もともと1909年に建てられた日本生命の九州支店(設計は辰野金吾と片岡安)を改装。今の昭和通りは以前の唐津街道で、まさに天神への入り口だったのですね。
入って驚いたのは、今はエンジニア向けのコワーキングスペースになっていること。様々な会議室や自習スペース、カフェなどがあって、仕事の大部分をパソコンで済ませる時代にぴったりだと思います。それはさておき、ワタクシの目的は建物の内部の360度全天写真。階段を上り下りしながらパチクリしました。


赤煉瓦文化館

カフェで冷たいジンジャーエールを飲みながら、どこで日本酒を飲もうか考えて、久しぶりに藤崎に向かうことに決定。

藤崎駅から7.8分ほどで、吟乃灯(ぎんのともしび)に到着。入るなり、ご主人から一年ぶりですね!とのご挨拶をいただきました。調べてみると、11か月ぶり。素晴らしい記憶力ですね!


ほぼ一年ぶりの吟乃灯

前回と同じ飲み比べセットと前菜のセットをいただきます。美味しいお酒を美味しい料理でいただく。酒飲みの極楽です。


前菜のセット(ヘボなので箸にフォーカス。。。)

お酒はさらに進んで、今度はトマトとしらすの土佐酢サラダに甲賀の神開を合わせます。


トマトとしらすの土佐酢サラダ(これも前ピン。。。)


神開 甲賀山田錦七割磨

お酒の締めに、基峰鶴を醸す基山商店の「不思議の国のカシス「漆黒」カシスと黒文字」をいただきました。


不思議の国のカシス。カシスと黒文字の絶妙のコンビネーション。

宴もたけなわとなりましたが、お酒も十分いただいたので、途中で慌てないようにと、少し早めにお店をお暇して福岡空港に向かいました。

福岡空港で、定番の鶏卵素麺を買おうと思ったら、搭乗エリアが改装されて岩田屋の売店が消滅。結局、どこにも鶏卵素麺はなく、しょんぼりと東京に戻りました。次回はしっかり町中でゲットします。

今回は午前を那覇経由のフライトで使ってしまい、午後だけの福岡になりましたが、充実の半日になりました。これで1511マイルも獲得。日本酒を求めるクラゲの旅は続きます。

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