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にっぽんSAKE紀行 石垣島/竹富島 note 71

今回はマイル修行を兼ねて、石垣島の蔵元を訪ねます。

いつもと同じ時間に家を出て、羽田空港に到着。待ち時間にラウンジで一仕事します。出発時刻に合わせていちいち乗る電車やバスの時刻を考えなくて済むので、最近はこのパターンです。

那覇行きのフライトは満席。早めに予約しておいたので、席はしっかり窓側を確保。

2時間ほどのフライトで那覇空港に到着。気温はすでに30度超え。さすがに暑い。


那覇空港3F

乗り換えの待ち時間に、空港から外に出て、ハンバーガーを食べようと思っていたのに、前の晩の宴会で食べ過ぎ飲み過ぎして、お腹の具合がイマイチ…仕方なく、空港内のマッサージ店で凝り固まったカラダをほぐしてもらいました。固まりきったカラダは1時間やそこらのマッサージで治るわけもありませんが、かなりスッキリして、再出発。せっかくなので空港内でソーキそばを食べていたら、もう保安検査の締め切りのアナウンス。あっという間のトランジットになりました。


軟骨ソーキそばで腹ごしらえ

いよいよ石垣島行きのフライトに搭乗です。沖縄より南の島は初めてなのでワクワクします。前日に座席を後方窓際に変更して、となりが空席のゆったりスペースを確保しました。


石垣行きのフライトに搭乗。搭乗口にはランの花が並びます。

いくつか途中の島の上空を通過。写真を撮って後から地図やGoogle Earthなどでチェックします。


窓から見る伊良部島(手前)と宮古島(奥)

飛行機は1時間足らずで石垣空港に到着。滑走路が短いため、着陸後はフルブレーキ。結構な迫力です。


石垣空港に着陸寸前

予定より5分早く到着したとのことだったので、のんびりしていて、ふと時計をみるとバスの発車時刻1分前。慌ててバス停まで走り滑り込みセーフ。どうも今日は時間配分が難しい…

バスを目的地で降りると、暑さと強い日差しで目がくらみます。請福酒造はバスを降りてすぐ。思いのほか大きな蔵で、恐る恐る玄関に向かうと、売店開店中の看板があって、一安心。
こちらの蔵は沖縄本島の黎明酒造から日本酒醸造を引き継いで今後日本酒を醸す予定です。なので今回はフライングでの訪問。もちろん現時点でラインナップに日本酒はなく、泡盛とリキュールが並んでいます。泡盛はタイ米で醸すのがふつうですが、沖縄産のお米で醸した泡盛もあるとのこと。試飲をお願いすると、試飲コーナーで自分で好きなだけ注いで飲んでくださいという太っ腹。さすがにこの暑さで酔っ払っては命にかかわると、舐める程度に味わって、石垣島産のお米、ひとめぼれで醸した泡盛「やいま」を購入しました。まだ日本酒は醸していないけど、もうすぐなので、訪問先にカウントします。これで377軒目、かつ日本最南端、最西端の蔵訪問を達成です


請福酒造


売店


日本最南端、最西端の蔵訪問を達成

バス停に戻って石垣港行きのバスに乗ります。今度はほぼ満員のバスになりました。大きなトランクを持ち込んでいる人が多くて、なかなか大変です。

石垣港の離島ターミナルに到着。竹富島には二つの会社が快速船を運航しているようです。別に交互に運航というわけでもなく
補い合う時間もあれば、同時刻に出航もあるなど、不思議な感じ…


石垣港離島ターミナル


離島ターミナルの中


竹富島に向かう高速船

乗船して竹富島に向けて出航。船は港の外に出るとスピードを上げて、快調に進みます。わずか15分で竹富島の東港に接岸。桟橋に降りると、石垣に向かうお客さんの長蛇の列。帰りの便に乗れなくなるとパニックだと怯えて、急ぎ乗船券の販売員の方と話しをしたら、次の便は2社同時に出航予定とのこと。それなら、お客さんが多くても大丈夫だろうと一安心。切符は二つの会社間で融通がつかないので、そのあとの便がある方の切符を買いました。

帰りの目処をつけたところで、いよいよ竹富島の探検に出発!炎天下をてくてくと坂道を登ります。暑い🥵 歩道に日陰がないので、木陰を求めて車道を歩きましたが、道が広い上に通るクルマも少ないので問題なし。


竹富島探検に出発

坂道を登り切ると集落に入りました。おお、黒い石垣にサンゴの砂を敷き詰めた道、赤い丸瓦に白い漆喰。素敵な街並みです。この辺りで一番高いなごみの塔のたもとまで登って、写真撮影。今はこれには登れませんが、その足元からでもなかなかの眺めです。(全天カメラに夢中になって、フルサイズの写真を撮るのを忘れていました。。。)


独特の家並み。青い空と赤い瓦と黒い石垣と白いサンゴの砂の道、濃い緑にブーゲンビリアやデイゴ、それにハイビスカス


なごみの塔のふもとからの全天写真

これでもうよしとして帰りの道すがら、どこからか三線(さんしん)の音が。みると水牛に引かせた水牛車が観光客を乗せてゆっくり進んでいます。後ろについて歩いて、ガイドさんの歌う島唄をタダでききながら、島の雰囲気を満喫しました。


水牛のひく水牛車

思わぬボーナスをもらった感じで竹富島をあとにしました。


石垣に向かう船。行きとは違う会社。


石垣港には巡視船がたくさん。。

石垣港に戻って、バスセンターの位置を確認してから、公設市場に向かいました。

公設市場はアーケード、ユーグレナ・モールの中心部にあって、ここで地元のものを買おうと思っていたのですが、思ったより小さくて、ピンと来るものがなかったので、お土産はその正面にあるアレで物色。気になるものを手に取って、ひっくり返して石垣島のものであることを確認。結局タコライス・ソースと牛マヨ(マヨネーズソースに牛挽肉入り)をお土産にしました。


石垣市公設市場入口


石垣島共同売店、お土産はこちらでゲット


お土産にしたタコライス・ソースと石垣島牛マヨ

那覇で飛行機を乗り継いで、無事東京に帰着。獲得マイルは1782マイルになりました。


たそがれ時の那覇空港


帰りのフライトはラッキーにもプレミアムにアップグレード。。

いかがでしたか?石垣と竹富の二つの島の駆け足旅行。暑さに負けて、撮影数が少なくなってしまいました。時間があればもっといろいろと見てまわりたいですね。マイル修行僧に比べればそれでも余裕がある旅程なので、あまり贅沢は言えませんけど…

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