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MedPeer Residentのロゴを作った話

こんにちは。メドピア株式会社のデザイナーのまるちゃんです。
ひっそりと深爪矯正をしていたのですが、最近全て綺麗な自爪になって感動しています。
リモート勤務に入る前の私の爪を知っていた方は、今の私の爪を見たらビックリするのではないかと思っています。
とっても自慢したいです(笑)

MedPeer Residentというサービスのロゴ制作について記載したいと思います。

MedPeer Residentとは


MedPeer Residentとは、医学生が初期研修※1病院を選ぶ際に、医学生が興味ある病院に所属する研修医に、匿名で気になる質問ができる無料サービスです。
サービスの特徴として、医学生は匿名で質問できる一方、回答は病院に所属していることが確認できている研修医が行うため、信頼性の高い現場の情報を提供することが可能です。
医学生の効率的な情報収集をフォローすることで、初期研修マッチング対策をサポートするサービスとなっています。
都合により会員登録を中止しております。

※1 初期研修は、医師の第1ステップとして基本を学ぶ研修。
初期研修病院を探すというのは医学生とって就職先を探すことになります。


余談なのですが、このMedPeer Residentというサービス名は、スプレッドシートにそれぞれサービス名の案を記入し、それを元に話し合って決定しました。
その際にMedPeer Residentは私の出した案でした。名付け親になれたのです。

ロゴを作るにあたって


ロゴを作るにあたって下記の制約がありました。
・すでにサイトのUIがほぼ出来た状態からロゴのデザインをする。
・2日後もしくは3日後(早ければ早いほど助かる)にはチーム内でFIXさせたい。


方向性を考える


MedPeer CareerやMedPeer Career AgentなどのようにすでにMedPeerが頭に付くサービスがいくつかあるため、それをらに習ってシンプルで読みやすい方向で作っていく方向にしました。

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その中で学生さん向けでターゲットが少し若いため、フォントやロゴマークなどで少しフレッシュな感じを出したいなぁとか漠然と思いました。


カラーを考える


このサイトはすでに、医学生はブルー、研修医をグリーンの差し色として使って色分けし、視覚的に医学生なのか研修医なのかなどをわかりやすくしていました。

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※実際に医学生さんの団体などにも見てもらったのですが、このUIや色分け含め、とてもわかりやすく、使いやすいとフィードバックしていただけました。
ロゴのResident部分はカラーは、医学生の表現しているブルー、もしくはグリーンの両方を使用して、サイトのUIと調和させていくことに。


フォントのベースを決める


今回はスピード感を重視したので、細かい段階からチャットで相談しながら作成しました。
MedPeerの部分と合わせていくつかのフォントと組みわせつつ、カラーも入れた状態で確認しました。

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ブルーのみの3がチーム内で人気だったため、それをベースに調整していく方向に。


フォントを整える


MedPeerの部分とフォントが異なるため、ある程度同じサイズにしたら、フォントをアウトライン化し、ベースラインが全く同じまではいかなくてもある程度整って見えるように調整ました。

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打ち出した状態だと、大文字と小文字のReは文字と文字が繋がっており、他の文字は離れていました。
今回医学生と研修医の繋がり的な感じをイメージして、全ての文字が繋がるように文字詰と調整することに。
sとnは文字詰だけでは狭くなりすぎたり不自然に繋がってしまうので、sは回転させ、nはパスを伸ばして全ての文字が繋がりつつ、奇抜な感じにはせずに打ち出しの文字をそのまま使用している感じも払拭しました。

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文字の方はこのくらいにして、マークの方へ。


ロゴマークを考える

質問して回答が返ってくるというサービスなのでわかりやすく、吹き出しをベースに作成することに。

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サイトのイラストでも使っている吹き出しをそのまま被せたものが一番わかりやすいということでこれに。
いじったフォントにマークを入れた状態で、過程のものもお見せしながら、一番下がいいのではないかと確認し、無事期日内にFIXしました。

まとめ

今回のように短いスケジュールでロゴを作成する場合は以下に気をつけています。
・認識のズレで手戻りの発生が無いようにコミュニケーションをマメに取る
・色味、アイコンなど既存のサイトから流用出来るものは可能な限り利用する
・カラーを入れた状態で共有し完成イメージを早めに共有する
・フォントのベースラインなどをいじるだけでも雰囲気がだいぶ変わるのでその辺りも注意する
・スケジュールが短いながらも複数案作ってチームから意見をもらい改善する

特に手戻りが発生しないようにコミュニケーションをこまめに取ることが1番重要だと考えています。
リモート環境ですが経過をチャットで共有しながら方向性、カラー、フォントのベースとそれぞれの段階で共有し意見をもらうことで手戻りも減りチーム内で完成の共通認識が生まれFIXまでのスピードが短くなります。
ロゴに限らずデザインはなるべく早めに共有することでPM(プロジェクトマネージャー)、エンジニアと共通認識が持て意見や指摘をもらうことで手戻りが減り、サービス開発のスピードが速くなると思います。
初めてロゴを作る方や短い納期でロゴを制作する必要がある場合は参考にしていただけると幸いです。


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