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3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/4/19号

おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①利用率に関係なく健康保険証廃止 マイナカード一本化で厚労相

武見厚労相は18日、マイナ保険証の利用率に関わらず、12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化すると表明しました。
政府は既に12月2日からの新規発行停止を決定していますが、3月の利用率は5.47%と低迷しています。
廃止後も1年間は現行証の使用が可能で、マイナ保険証未所持者には「資格確認書」を発行します。武見氏は「12月以降の医療機関受診に支障は生じない」と強調しています。



②日医・松本会長 費用対効果を保険収載の可否に用いるのは「適切でない」 中間年改定の対象範囲検討を

日本医師会の松本吉郎会長は、財務省の議論を踏まえ、「医学的に安全性・有効性が確認されたものについては保険収載を行うというのが国民皆保険制度の原則であり、費用対効果評価を保険収載の可否に用いるのは適切ではない」と主張しました。
また、2025年度薬価制度改革の議論を控える中で、「中間年改定においては少し対象品目を絞るなど、通常の改定年とは少し違う対応がやはり必要だと思っている」とも述べています。
この他、スイッチOTC化を推進する方向性を打ち出したほか、OTC類似薬についての薬剤自己負担のあり方も検討すべきと主張しており、「診療は医師が日常生活を含めた患者の全体の状態をよく見て、しっかりと医学管理を行うことが必要であり、特に生活習慣病の薬剤の手法はその一部に過ぎない。数字だけを取り出して論じるのではなくて、やはり幅広い視点を持って議論を行う必要があると考えている」と述べています。
また、医師の偏在対策を是正する観点から、診療報酬に地域別単価を導入することが議論されたことに触れ、「極めて筋の悪い提案」と明確に反対する姿勢を示しています。



③ACE阻害薬やARBが神経障害性疼痛を抑制する可能性

糖尿病合併症で最も頻度の高い糖尿病性神経障害。
しびれや痛みで患者さんのQOLも低下しますが、降圧薬がその発症を抑制する可能性があることが注目されています。
スギ薬局の山本卓資氏は、薬局のレセプトデータを使って解析した結果、ACE阻害薬やARBを服用する糖尿病患者では神経障害性疼痛治療薬の処方頻度が低いことを明らかにしました。
また、複数の病院で実施された後ろ向きコホート研究でも、ACE阻害薬やARBが糖尿病性末梢神経障害(DPN)の発症を抑制することが示唆されています。
山本氏は「ACE阻害薬やARBを服用している患者さんに、神経障害性疼痛の発症抑制効果を伝えることで、服薬アドヒアランス向上にもつながるのではないか」と期待を寄せています。



④リフィルは難解、河野担当相「『詰め替え処方』に」

デジタル行財政改革会議で、リフィル処方箋の利便性向上に向けた課題が議論されました。
河野太郎デジタル担当相は、リフィルの分かりにくさを指摘し、「詰め替え処方」など日本語での表現を検討すべきと述べました。
日本医師会からは「長期処方で対応できる」とし、リフィル処方箋を活用する大きなメリットが感じられないといった意見も出ています。
実際に患者の利便性を考えると、リフィル処方箋よりも長期処方の方が便利だと思います。
「症状が安定しているが、定期的に薬剤師に患者の現状把握を行ってほしい」という患者をピンポイントで見つけることや、薬剤師との信頼関係の構築という手間もリフィル処方箋が普及しないハードルになっているのではないでしょうか。
現状では、リフィル処方箋の利用は0.05%にとどまっていることから、今後は利用促進に向けた周知活動や、「詰め替え処方」など分かりやすい(?)名称への変更などが検討される予定です。



⑤【独自】医師90人がGoogleを提訴へ「半分以上は同業者」悪質口コミの正体

関連情報👇

口コミの力は、人々にとっては便利な一方、書かれる側にとっては深刻な影響を及ぼすことがあります。
東京都内のクリニックを運営する木村医師(仮名)は、Googleマップに悪質な書き込みがあり、それが医療機関の経営に深刻な影響を与えると語っています。
口コミによる評判は、患者の選択に大きな影響を与えますが、その一方で、医療従事者にとっては、不必要な薬や検査を求められるなど、患者の期待に応えるためのプレッシャーがかかる状況が生じています。
また、口コミの被害に苦しむ医師らが集まり、対策を検討し、Googleに削除を依頼したが、裁判所の命令が必要だとされ対応されなかったなど、個人情報の保護とプラットフォーマーの責任が問われる問題となっています。



⑥子どもの血液型 記入欄は必要? 知らない親も多く

かつては当たり前だった子どもの血液型調査。しかし、新生児の検査精度向上や輸血時の検査徹底により、医学的な必要性は低くなっています。
調査結果では、親の半数近くが子どもの血液型を知らないことが判明。医師も「調べる必要はない」と指摘しています。
幼稚園や学校の書類などに血液型記入欄がある場合がありますが、記入の廃止の動きが広まっているようです。
どうしても知りたい場合は、3歳~4歳以降に自費診療で検査を受けることができるとのことですが、自分の世代では「自分の血液型を知らない」なんていう友達はいなかったと思いますが、もはや昔話になってしまったようです。



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①旭化成ファーマ


②岩城製薬


③小堺製薬


④小太郎漢方製薬


⑤沢井製薬


⑥日医工


⑦日新製薬


⑧日本ジェネリック



4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。




【その他のご案内】

①薬剤師が知っておきたい!サプリメントの知識!





本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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