3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/8/18号
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①厚労省・後発品承認 初後発は7成分 DPP-4阻害薬に初の後発品 ザイティガに最多6社参入
厚生労働省は8月15日、後発医薬品として17成分49品目を承認しました。
後発品として初めて承認されたのは7成分で、そのうちアビラテロン酢酸エステル(ザイティガ錠)とシタグリプチンリン酸塩(ジャヌビア錠/グラクティブ錠)も含まれます。
アビラテロン酢酸エステルの後発品には、サンド、サンファーマ、第一三共エスファ、東和薬品、ニプロ、日本ジェネリックなど6社が参入し、シタグリプチンリン酸塩の後発品はメディサ新薬が承認を取得しました。(メディサ新薬のシタグリプチンの後発品はAGではないようです)
また、エフィエント錠の後発品も第一三共エスファと東和薬品の2社が承認を取得しました。
その他、アミティーザカプセル、ベプリコール錠、ジクアス点眼液などの後発品も承認されており、これらの後発品は各企業からの薬価収載希望を経て12月に追補収載され、発売される予定です。
なお、AGについては下記のサイトでは以下の製品が承認されたとされています👇
参照元↓
②サワイGHD・澤井会長 4月以降の価格政策「上げる余地のあるものはギリギリいっぱいまで上げる」
サワイグループホールディングスの澤井光郎代表取締役会長兼社長は8月9日の24年3月期第1四半期決算説明会で、4月以降の新たな価格政策に言及しました。
澤井会長は(仕切価を)「上げる余地のあるものは、もうギリギリいっぱいまで上げる」と強調しており、沢井製薬の木村元彦代表取締役社長も、「今までとは異次元の価格政策をとらせて頂いている」と述べ、「卸に説明し、協力を求めている状況」と強調しています。
後発品メーカー大手のこの取組みは他の後発品メーカーにも波及していく可能性があり、後発品といえば“安く買える”というイメージは過去のものになっていきそうです。
参照元↓
③「薬剤師による点滴交換」が望ましい場面、49.3%が経験NPhA調査、「褥瘡への薬剤塗布」は35.5%
日本保険薬局協会(NPhA)が行った「在宅訪問薬剤管理の実態調査」の結果によれば、無菌調剤の経験がある345人の薬剤師のうち、170人(49.3%)が「薬剤師による点滴交換が望ましい場面」に遭遇した経験があると回答したことがわかりました。
「薬剤師による点滴交換が望ましい場面」の中身を見てみると、
・「点滴残量が少なくなったことに伴う継続処方」が119人,70.0%、
・「疼痛コントロールの悪化伴う処方追加・処方変更」が105人,61.8%、
・「看取り期に伴う頻繁な調整」が92人,54.1%
という回答となっています。
また、774人の褥瘡治療の経験者のうち275人(35.5%)が、薬剤師が褥瘡への薬剤塗布を行うのが望ましい場面を経験したと回答しています。
薬剤師による点滴交換や褥瘡への薬剤塗布が認められると望ましい理由として、医師や訪看の負担軽減、患者や解除者の負担軽減、速やかな疼痛緩和ができるといった回答となっています。
在宅の需要はこれからも増していき、他職種連携が継続的な取り組みを支える上で不可欠となってくることを考えると、これから薬剤師の職能が広がっていく可能性もありそうですね。
「在宅訪問薬剤管理の実態調査」についての詳細はこちらの日本保険薬局協会のHPからご確認いただけます👇
参照元↓
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②沢井製薬
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