3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/9/12号
おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①全国9大学病院 ほか医療機関への医師派遣 取りやめや中止検討
【ちょこっと解説】
働き方改革による時間外労働制限の影響で、9つの大学病院が医師派遣の取りやめまたは中止を検討。
医師派遣を継続する大学病院でも、勤務間インターバルの設定など、勤務体制の見直しや検討が進んでいる。
労働時間減少の一方で、地域医療への影響を懸念する声も。医師不足解消のため、待遇改善など国の支援が求められている。
②【調剤医療費の伸び】日薬森副会長「処方箋単価は薬剤料減少、中間年改定は慎重に」/中医協
【ちょこっと解説】
1. 調剤医療費は増加したものの、処方箋単価は減少:令和5年度の調剤医療費は対前年比で5.4%増加したが、これは処方箋枚数の増加が要因。処方箋1枚当たりの調剤医療費は0.5%減少し、技術料・薬剤料ともに減少した。
2. 抗ウイルス剤を除くと薬剤料の減少幅はさらに拡大:薬剤料減少には、薬価中間年改定の影響が大きく、特に新型コロナウイルスやインフルエンザの抗ウイルス剤がプラスの影響を与えている点を考慮すると、さらなる減少が見込まれる。
3. 日本薬剤師会は、中間年改定の実施に慎重な姿勢:物価高騰や人件費高騰も薬局経営を圧迫していることから、日本薬剤師会は、中間年改定の実施には慎重な検討が必要であると主張している。
③マイナ保険証利用が著しく低い薬局に働きかけ
【ちょこっと解説】
利用実績の低い医療機関・薬局への個別アプローチ: マイナ保険証の利用率が低い医療機関・薬局に対し、厚労省が個別訪問や情報提供などを行い、利用促進を図る。ただし、医療現場からは、地域や施設の実情に合わせた丁寧な対応や、強制的な手法への懸念の声も上がっている。
療養担当規則違反の可能性への言及: 厚労省は、患者がマイナ保険証を使おうとした際に対応できない医療機関・薬局に対し、療養担当規則違反となる可能性を指摘。患者がマイナ保険証を利用する機会を奪う行為は認められないとの見解を示した。
保険者側からはデータ分析に基づいた対策を求める声: 健康保険組合連合会は、医療機関・薬局の特性や患者属性に合わせた利用促進策の実施を要望。厚労省による詳細なデータ分析と、それに基づいた効果的な対策の検討を求めている。
④日本整形外科学会 ロコモ該当者は推計4160万人 階段昇り降りなど困難の自覚がサイン 1万人調査公表
【ちょこっと解説】
日本整形外科学会の調査で、ロコモティブシンドローム該当者が推計4160万人と発表。特に階段の上り下りや急ぎ足歩行などで困難さを感じるのがサインとされる。
調査は20歳以上の日本人1万200人を対象に行われ、41%がロコモ度1~3に該当、80代で急増が確認された。
山田准教授は、4つのロコモサイン(階段操作、急ぎ足歩行、連続歩行、スポーツ活動)に注目し、改善することで健康的な体作りが可能と強調。
⑤Amazonファーマシーの登場で「薬局は今より減って薬剤師が大量に余る」は本当か? 処方箋のオンライン販売化の是非
【ちょこっと解説】
Amazonファーマシーの誕生で、薬局での処方箋取得から薬の受け取りまでの過程がオンライン化され、門前薬局のビジネスモデルが変わる可能性がある。
薬局が減少しても薬剤師の需要が急激に減るとは考えにくいが、調剤業務の外部委託が進展すると薬剤師の需要に影響を与える可能性がある。
Amazonファーマシーの影響力増大により、薬局の裁量が減少し、保険調剤以外の収益源を見つけることが薬局存続の鍵となる可能性がある。
⑥医師の総数は足りているのに「実質的な無医地区」が拡大するカラクリ 数年後に「患者不足」に陥る懸念も
【ちょこっと解説】
無医地区増加の現実: 一見すると無医地区は減少傾向だが、これは人口減少により指定要件を満たさなくなった地域が増加しているため。実質的な無医地区は増加しており、医療へのアクセス確保が課題。
医師不足は本当か: 医師の総数は足りており、むしろ2030年以降は患者不足が予測される。問題は医師の都市部への偏在であり、地域医療の維持が困難になる可能性。
求められる対策: 人口減少、無医地区増加、医師偏在、将来的な患者不足といった状況を踏まえ、中長期的な視点に立った医療提供体制の抜本的な改革が必須。
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。
①フェリングファーマ
②三笠製薬
③アルフレッサファーマ
④Meiji Seika ファルマ
⑤丸石製薬/東洋製薬化成
⑥日本ジェネリック
⑦オルガノン
⑧サンド
⑨サンファーマ
⑩東洋製薬化成
11)ヴィアトリス製薬
12)陽進堂
13)岩城製薬
4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇
医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。
【その他のご案内】
①【残薬調整を避けるべき場合とは?】診療報酬(医科)算定のために薬局が注意すべきポイントを徹底解説
本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪
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