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【オンライン医療事典 MEDLEY】2023 年 2 月: 注目を集めているのは花粉症…つらい鼻の症状には点鼻薬という選択もあります

はじめに

メドレー広報室がお届けする、「オンライン医療事典MEDLEY」で気になる記事をピックアップする note、そろそろ春の訪れも近くなってきた今月も注目のトピックをピックアップしてお届けしていきます!

今月の人気記事

つらい花粉症の中でも特に悩む人が多い鼻の症状。「点鼻薬」という選択肢があります

2023年の花粉症シーズンが本格化してきました。花粉症の症状の中でも特に困っている方が多いのはアレルギー性鼻炎で、治療法として抗ヒスタミン薬を服用することがあります。

しかし抗ヒスタミン薬の内服薬は症状の緩和に効果がある一方で、眠気・喉の乾き・眼圧上昇などの副作用もあります。こうした副作用で日常生活に支障が出たり、体質的に合わないという場合には、局所的に鼻に噴射する外用薬「点鼻薬」を使用すると良いかもしれません。

点鼻薬でも抗ヒスタミン薬を使用しているものもありますが、 鼻の粘膜への噴射をすることにより効果を発揮するので、内服薬より副作用がかなり軽減されています(もちろん全く副作用が無くなるというわけではないですが)。
もし、鼻炎もつらいけど内服薬を飲むのも難しいという場合には、主治医に相談してみると良いかもしれませんね。

確定申告の季節ですが、「医療費控除」についてご存知ですか?

確定申告の季節ですね。もし「去年はちょっと病気がちで医療費がかさんでしまった」という場合は 、医療費控除 を申請すると節税できるかもしれません。

医療費控除は、本人や扶養家族が 1 年間の合計で 10 万円以上を医療費として使った場合、金額に応じて税制上の優遇が受けられるという制度です。 ただし、会社員の方が職場で行なう「年末調整」とは別に自身で確定申告する必要があります。

なお、医療費の領収書は 5 年間保管する必要がありますので、日頃から領収書は保管しておくと良いのではないでしょうか。
「自分はそんなに医療費使っていないな」という方もいつか必要になるかもしれないので、万一に備えてこちらのコラムをお読みいただくことをお勧めします。

2/22 は猫の日でもありますが、実は「頭痛の日」でした。頭痛には種類があります。

2/22 は世間一般では「猫の日」がクローズアップされがちですが、実は「頭痛の日」でもありました。

一口に頭痛といっても、症状は様々です。瞬間的に突然頭痛が始まった、意識がもうろうとする、手足が動かしづらい、ろれつが回らないといった危険な兆候があるような場合はすぐに受診が必要ですが、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性的な症状の場合も、頭痛外来を受診して症状が緩和することがあります。

「いつもの頭痛だな」と思って我慢する…だけではなく一度頭痛についての症状を確認してみて、受診すると良いかもしれません。

保湿剤として優秀な「ワセリン」一家に一個常備しておくと便利です

「ワセリン」は薬局などで見たことがある方もいると思いますが、とても便利な保湿剤です。

こちらのコラムでは、ワセリンはどのように作られていて、どんな効能があるのかを解説しています。保湿機能や皮膚の保護機能の促進などとても良い効果を低刺激で得られるそうです。

眼球に塗る軟膏にもワセリンが使われているということに、びっくりしました…! 家庭に常備しておくとちょっとしたケガや肌荒れなどに使えますね。

おわりに

以上が 今月の医療事典 MEDLEY の気になる記事でした!
来月も患者として見ると「気になる」「ためになった」という記事をピックアップしてお届けしたいと思います。
オンライン医療事典MEDLEY

この note について

メドレーでは「オンライン医療事典MEDLEY」というサービスを 2015 年より運営しています。このサービスは社内外の医師 800 人以上の協力のもと、病気・薬の情報などを集めた医療事典になります。こうした情報の他にも学術誌からのトピックなどを分かりやすくコラムとしてお届けするなど、患者が医療に関する情報を総合的に得ることができるサービスです。
SNS でも積極的にトピックを発信していますが、この note ではそれらから特に皆さんに知ってほしい情報をお届けしています。


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