見出し画像

第11回2月放送後記事➀

こんにちは、ライターのいづみです。
もうすぐバレンタインデーということで、スーパーでもリボンを付けたチョコレートの箱を見かけるようになりました。私は15年間バレンタインデーには、父親にどら焼きをプレゼントしていました。父の大好物だと思って渡していたのですが、昨年帰省した際、父がポロリと「別にそこまでどら焼きは好きではない」と言いました。「えっ、なんでもっと早く言わんかったん⁉」と衝撃を受けました。でも、よく考えてみると父は他の和菓子、例えば大福とかお饅頭とか、そういったものは一切口にしないのです。そういえば、なんでどら焼きが好きだと思ったんだっけ? と考え、思い出したことがあります。
続きは、2月放送後記事②をご覧ください!

それでは、ケロケロ見聞録2月放送の振り返り、スタートです!

テーマは、「学校教育」
~今、学校に求められるものとは~

2月放送のラインナップ
学習指導要領が改訂
 学生トーク1:教える側と学ぶ側の意識はどう変わる?
「学校で」学ぶことの意義とは
 学生トーク2:授業とそれ以外の活動でどんなことを学んだ?
私たちが思う「こんな教育が欲しい!」
 学生トーク3:どうなる? 今後の学校教育


1、学校の内容と社会の内容を結び付け 実社会に向けた改訂


 細田さんは、今までの改訂の中で気になったものとして「ゆとり教育」を挙げていましたね。他にも、

 1989年改訂 高等学校家庭科男女必修化
 1998・99年改訂 総合的な学習の時間の導入と高等学校での情報科の導入
 2008・09年改訂 外国語活動小学校5・6年で導入
 2015年一部改訂 道徳「特別教科」

【 文部科学省「学習指導要領」(参照2022/02/03)】

 などが行われています。ゆきは、ALT(外国語指導助手)の先生とのゲームなどを交えた英語の授業を思い出していました。これは、2008・09年の改訂によるものですね。

 教科の改訂では、プログラミングなどの情報系の教育や、コミュニケーション系の英語力が重要視されています。それ以外にも、道徳教育、職業教育、主権者教育、消費者教育、防災や安全の教育などが充実していると細田さんが言っていましたね。私も以前、投資信託の授業が高校で始まる、というニュースを見て、驚いた記憶があります。
【日経新聞 2019年11月12日「高校家庭科で『投資信託』22年4月から授業」(参照2022/02/03)】

2、私の気になる改訂ポイント

 私が気になったのは、高校の保健体育の「現代社会と健康」という項目。ここに、精神疾患の記述が盛り込まれたことです。

後記事➀ 表

【引用:文部科学省「高等学校学習指導要領比較対照表【保健体育】」p14(参照2022/02/03)】

 これにより、高校の保健体育の授業に、「精神疾患の予防と回復」という単元が取り入れられます。この単元について、文部科学省は

➀社会の急激な変化により、心の健康が大きな課題となっていること、
②高校生は、身体的・精神的に様々な変化をする青年期にあり、精神的なストレスを抱えやすい時期であること

 から、「自身の体験と重ねて考えることのできる単元であると考えられる」と述べています。
【引用:文部科学省「改訂「生きる力」を育む高等学校保健教育の手引」p54(参照2022/02/03)】


 実は、私は中学生の時に「チック症」という疾患を発症したことがあります。「チック症」とは、簡単に言えば本人の意思とは無関係にまばたきや顔をしかめるなどの動作、意味のない発声を繰り返し行ってしまう、という精神疾患のこと。当時は「チック症」という名前を知らなかったので、どうすれば動作を止められるのかわからず、自分でも自分のことが気持ち悪いと感じてしまうことがありました。精神疾患は風邪やケガなどと違って、体温計で測ったり目に見えたりするものではないため、誤解を受けてしまったり人に相談しにくいことも多いのではないでしょうか。
 この単元の評価項目の一部には、「自殺の背景にはうつ病をはじめとした精神疾患が存在していること,専門家への相談や早期の治療などを受けやすい社会環境を整えることが重要であること,差別や偏見の対象ではないことについて,理解したことを言ったり書いたりしたりしている」という記述があります。
 学校教育を通じて、誰もが精神疾患について正しい知識を身につけることで、自分で早期発見や適切な対処ができるようになるかもしれません。また、周りの人が適切にサポートしたり、相談や治療に前向きに取り組める環境を一緒に作っていければ、もっと素敵だなと思います。

 後記事の後編では、私が面白いと思った学校の紹介や、あったらいいなと思う学校の授業についても取り上げます! こちらも読んでいただけると嬉しいです😊

3、SNS展開

ラジオを聴き逃してしまった! という方は、radikoやこちらのポッドキャストからも番組をお楽しみ頂けます✨ noteの他にも、Twitter、Facebook、Instagramから、ラジオ番組「ケロケロ見聞録」のお得な情報を発信中! ぜひご覧ください🐸


【広】2022メディア展開図 (1)

番組内容や番組の後日談を、西日本新聞のニュースアプリ「me」でも紹介しております。ぜひ西日本新聞のニュースアプリ「me」をダウンロードしてこちらの記事もご覧ください。
▼アプリのダウンロードはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nishinippon.smartphone&hl=ja

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?