ノイエスホイットニーの式、ヒクソンクロウェルの式[違い]
薬物に溶解に関係する式は1つではありません。知っていましたか?
知っているという人も溶解に関係する式の違いがわからないと思ったこと、ないでしょうか。
この記事では溶解に関係している式である
ノイエスホイットニーの式とヒクソンクロウェルの式の違いについてまとめています。
上から順番にご覧下さい。
普通、固形の薬物が溶解すると、薬物の表面積は段々と小さくなりますよね。
しかし、ノイエスホイットニーの式は溶解する場合、表面積は変わらないとみなすことで式を成立させています。
式は
dC/dt=kS(Cs-C)
C:濃度
Cs:溶解度
t:時間
k:定数
S:固体の表面積→変わらない
ヒクソンクロウェルの式はどうでしょう。
表面積は変わる、
つまり薬物が溶解で小さくなるにつれて薬物の表面積が小さくなる、ということを考慮した式になっています。
ただし、表面積が変わるとは言えど、でこぼこになっていきながら表面積が小さくなっていることまで考慮していると、計算が大変なので、
「薬物は球状保ちながら溶解している」と仮定しています。
式は
三乗根が含まれる以下のような式となります。
※3が少し大きめなので×3している様に見えますが、
三乗根です。
w。:最初の質量
w :時間tのときの質量
k :定数
今回の記事はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました😊
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