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本当にあった怖い話⑥

沖縄の修学旅行で体験した話1

(ひめゆり平和祈念資料館)

これからお話するのは

私が高校生の時に修学旅行で

ひめゆり平和祈念資料館を訪れときに

体験した話です。

何日目に訪れたかは忘れてしまいましたが

ひめゆり平和祈念資料館で

不思議な体験をしました。

資料館でひめゆり学徒の皆さんの

写真などを見て戦争の悲惨さを

学んでいたとき私に異変が起きました。

他の人は何も感じていなかったのに

私にだけ写真を通じて

ひめゆり学徒の皆さんの悲痛な叫びが

聞こえてきたのです。

もちろん ひめゆり学徒隊の声なんて

流れていませんでした。

「熱い!」「痛い!」「肌が溶ける!」など

いろいろな言葉がイメージとして

頭の中に入ってきたのです。

その声が聞こえた瞬間

私の周りだけ建物自体が

波打っているように見え

一瞬だけ意識がなくなりました。

その後は同じ班の友達に

「熱い!」「怖い!」「助けて!」って声

すごいリアルだったよね?と

話しましたが声を聞いたのは私だけだった

みたいで「そんな声聞こえなかった」と

言われて今までに経験したことのない寒気と

鳥肌が立ちました。

資料館を出て最後に

記念碑に合掌するよう先生に促され

合掌していた次の瞬間!

5.6人くらいの人に強い力で

背中を押され記念碑にある

当時の防空壕のような穴に

落ちそうな感覚になりました。

もちろん柵がしてあるので

実際落ちることはありませんでしたが

冷静になって考えると…

ひめゆり平和祈念資料館で写真を通じて

波長が合ってしまい

憑依しようとしていたのかも

しれませんね。

もし資料館で憑依されていたとしたら

私は…今頃どうなっていたのでしょうか?

ひめゆり平和祈念資料館での

恐怖体験はこれで終わります。

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