見出し画像

本当にあった怖い話23

本当にあった怖い話22の続き

今日お話するのは

本当にあった怖い話22の続きで

現場監督さんや社員の方が

原因不明の高熱や大怪我をしたりする

現象が起きていたとお話しましたが

実は…その現場監督というのが

私の父なのです…。

その当時…父は土木建築の仕事で

〇〇ダムの現場も任されていました。

ですが…。

社員の方が出勤する前に

現場監督である父は

ある場所まで車で行き そこから

徒歩で工事を担当しているエリアを

見て回っていました。

すると…なぜか1箇所だけ

父がその場所に行くと

肩がすごく重くて

痛くなったり…

異常な喉の渇きがあったり

身体が燃えるように熱いと感じるのです…。

夜…仕事を終えて帰宅すると

必ずと言っていい程

頭がすごく痛いと言っていました。

表情も変わり…

ナニカに取り憑かれているような

恐怖と違和感を覚えました…。

何日か経った頃

父が母に

「ある場所に行くと喉は乾くし身体は熱いし…」と

愚痴をこぼしたことがあったそうです。

母は…それってあの場所?と

思い当たる場所を言いました。

すると父は…「なんで知っとるんや?」と

驚いたそうです…。

それもその筈…なぜなら現場監督である父が

不快な現象に悩まされていたその場所は…

私の弟の同級生のお母さんが

〇〇ダムで焼身●●した場所だからです…。

元々〇〇ダムは●●者が多く

地元では有名な心霊スポットでもあります。

心配になった母は

神棚さんから降ろしたばかりの

お米・お神酒・お清めの塩

そしてどこでも買えるペットボトルのお水を

持って仕事に行き

その場所に撒いておくように言いました。

父は言われた通り

仕事前に見回りをする際

例の場所に撒いてから

仕事を行っていたそうです。

ずいぶんマシになったらしいですが

帰ってくると

やはり父ではない顔になり

頭が痛いと言っていました…。

すると母は…

「お湯に浸かるときに神棚さんの塩を混ぜる」

よう父に勧めました。

実際にお湯にお清めの塩を入れて入ると

お風呂から出てくる頃には

普通の父の顔に戻っていました。

一度は安心していましたが

それからというもの…

我が家で不可解な現象が

起きるようになりました…。

その現象とは

父の仕事の車の中に

髪の長い女性の霊が乗っていたり

私用の車にも

同じ女の人が乗っているように見えたり…

家の中では

廊下とトイレの電気が

1週間に1回のペースで電池切れしたり

弟が洗面所とお風呂場の鏡に

髪の長い女の人の黒い影が往復していている…

そう呟くことが増えていったのです…。

その一年後に

父が心筋梗塞になるのですが…

それはまた…

別の機会に…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?