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本当にあった恐怖体験③

本当にあった恐怖体験③

恐怖レベル☆☆☆☆

これは…私がまだ25歳くらいの時に

実際に家の中で体験した話です。

当時、父親は新しい土建屋の仕事場になり

初めのうちは普通の顔をして

家に帰ってきていたのですが…

池の近くや山奥が仕事現場になってからは

この世のモノじゃない何かに

取り憑かれたような顔をして

帰ってくるようになったのです。

本人は否定していましたが

明らかに異常でした…。

その日を境に家の中で不思議な

ことが起きる様になりました。

台所の近くで

小さい子供の足がクルクルと

四角を描く様に歩き回っているのを

毎日30分だけ見るようになったのです。

毎日 毎日 同じ場所を

クルクルと歩き続ける足が見えるのは

本当に苦痛でした…。

家族も体調を崩すし

今まで感じたことのない恐怖が

私たちを襲いました…。

もっと怖かったのは

私の夢の中に

おかっぱ頭の小さい女の子が出てきて

「キャハハハハッ」と

笑っていたことです…。

1ヶ月くらい経った頃でしょうか

流石におかしいので

母が父にお清めの塩を現場に行く時に

作業着の胸ポケットに入れるように

言って渡しました。

するとその現象はピタリとなくなり

父も身体が軽くなったと

普通の顔をして帰ってくるようになりました。

その日の夜…私の夢の中に

またあの女の子が現れました…。

それまでは笑っていたのに

あの日だけ凄いスピードで私の元に

走ってきて…睨みつけて

私に対して…こう言いました。

「もうちょっと だったのに」と…。

あの女の子の顔を思い出すと

今でも鳥肌が立ちます…。

あの日…母が父にお清めの塩を

持って行くように言わなかったら…

私達家族は…どうなっていたのでしょうか?

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