見出し画像

【衝撃】ふーみんは東大の成績開示を絶対しない!その訳とは…

ふーみんが東大受験の成績を開示しない理由を理解する上では、彼本人は学歴厨どころか学歴をどうでもよいと思っていることをまず説明しないといけないです。

その後彼のyoutuberとしてのマーケティング戦略に言及し、結論を出したいと思います。

まず彼の立場に立って考えます。

まず、彼が本当に「学歴厨」なら京大を中退したりはしません。動画では「入学時が大事」と言ってますが明らかに苦し紛れですし、世の中にそれを高卒だと思う人がいる以上はやはり卒業だけでもしておくはずです。

そこには彼自身も京大中退の高卒になったとしても武田塾の一員としてやっていけるという判断もあると思います。つまり彼は「学歴」よりも「キャリア」を優先したということです。この動画をみるといかに彼が武田塾でのキャリアに満足しているかが伺えます。

とはいえこれだけでわざわざ京大を中退する理由にはなりませんよね?


 そこを「youtuberとしての彼の戦略」の視点から考えたいと思います。
京大中退の目的は2つあると思います。
1つは京大から東大を受けなおすことで「学歴厨」キャラをアピールする。
2つ目は真面目な一面を見せ、共感を集め、企画単体ではなく「本人の面白さ」で視聴者を稼げるようにするため。

 さて、時系列を踏まえるうえで参考にした動画1つ目はこの動画、2つめはこの動画になります。参考にしたwebサイトはこちらになります。

 チャンネル登録者の頭打ち(8月末)→ふーみん東大受験宣言→なお登録者が伸び悩む→京大中退宣言及び受験(11月中頃)→一気に登録者が増える
という流れになっています。

 つまり、東大受験宣言だけではインパクトが薄いということで京大を中退し、受験することで「学歴厨」としての本気度を感じさせ人の心をつかもうとしたのです (もちろん本人が退路を断って受かる努力をしたのは言うまでもないと思いますが)。

 また、共に受験する仲間を募り、勉強する様子を配信することで、高校生や浪人生が親しみやすい雰囲気を形成することに成功ました。実際彼が落ちた際、周りの対応は非常に温かいものでした。もちろん、東大に落ちたことで多少のイメージダウンは避けられないでしょう。

 しかし、現状武田塾は最上位大学を目指す層を主な顧客ターゲットとしていません。つまり、東大に落ちることは彼にとってはあまり痛手ではありません。「本人の面白さ」で認知してもらえることで、学歴系以外の企画でも視聴者を集めることが可能になります。

 「有名youtuberがやると視聴者数が伸びるのに、自分がやると下らないだろうなぁ」と思う企画、沢山思いつきませんか…?「出演本人に対する愛着」が湧くような仕掛けをせずに、「有名youtuberの伸びている動画のマネだけをする」と地獄のような光景が出来上がるんです。

そういえば、以前ふーみんは常々学歴企画以外の伸びが悪いことを愚痴ってましたね…?

 本題の成績を開示しない理由についてです。仮に入試成績が合格に近かったとしても、例えば何かの科目があまりよくなければすっとアンチのネタにされ続けますよね?そのことで塾講師,youtuberとしてのイメージを下げたくなかったのでしょう。「具体的な点数」はやはり攻撃材料になりますから。そもそも京大中退→東大受験の戦略目標は合否に関わらず達成していたのでこれ以上その話を引きずる必要もないのです。

 このような分析をさせて頂きましたが、youtubeで上手にやっている多くの人はこのように戦略を立ててチャンネル運営をしていると思います。このようなことを考えていると疲れます(アミューズメント施設に行くたびに僕は楽しませる仕組みを考えていたころは頭がおかしくなりそうでした)。しかし、このような思考訓練はいざ自分が特技を持って何か社会に還元したい、モノを売りたいと思った時は必ず役に立つはずです。

 本当の最後に!wakatte.TVの動画自体は非常に面白く、僕は賢い受け答えをする人が超高学歴ではないことに驚かされることもあり、どんな人に対してもラベルで判断せず敬意を持たないといけないことを再認識させられました。wakatte.TVさん、勉強になる動画いつもありがとうございます。

 こういった世相なので、コロナウイルスに対する日本の政策の考察もしております。良かったら閲覧お願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?