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ドローンにパイロットは不要

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自律型ドローン(autonomous drone)による自律飛行での自動運航によってドローン運用で発生するヒューマンエラー(人為的過誤)の諸問題から人類を開放する。ドローンにパイ…
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#SDGsへの向き合い方

【ドローンにパイロットは不要】ドローンレースでもAIが人間に完勝

これまでもドローン(UAV)に操縦者は必要ないことをTwitterなどで再三再四述べてきたが、今回はDavide Scaramuzza教授率いるチューリッヒ大学Robotics and Perception GroupのAI(人工知能)制御自律型クワッドロータードローンがドローンレースで人間のパイロット(操縦士)に完勝。 『Science Robotics』に新しいアルゴリズムの論文『Time-Optimal Planning for Quadrotor Waypoint

【ドローンにパイロットは不要】日本でも全自動ドローン運用開始

日本のグリーンエネルギー企業である株式会社afterFITは今月(2022年2月)18日付のプレスリリース「再エネの低コスト化へ全自動ドローン導入、点検を省人化・コスト削減」で、2022年2月17日から同社が管理する栃木県内の太陽光発電所において全自動ドローンによる点検・監視業務の運用を開始したと発表した。 ドローンによる全自動点検・監視システムafterFIT社が独自に開発したと見られるドローンによる全自動点検・監視システムは栃木県那須町芦野にある発電所(1,924KW)

【ドローン】欧州委員会エアモビリティ規制法案を決定: VTOL運航とエアタクシーにゴーサイン

欧州委員会(European Commission)はドローン(UAS)およびVTOL(垂直離着陸)機能を備えたエアモビリティ(manned VTOL-capable aircraft)に関する二次法案パッケージを決定。VTOL運航とエアタクシーにゴーサインを出した。 本法案パッケージは欧州航空安全庁(EASA)が2023年8月に欧州委員会へ提出した「ドローン(UAS)およびVTOL(垂直離着陸)機能を備えたエアモビリティ(manned VTOL-capable aircr

【ドローン】新しい国際航空標準・勧告方式(SARPs)

日本をはじめ世界193箇国が加盟する国際民間航空条約(通称シカゴ条約)に基付き設置された国連専門機関である国際民間航空機関(ICAO)は第231回理事会において19の条約附属書のうち15の附属書を修正(Amendment)、情報管理(Information Management)に関する新たな「航空業務方式」(Procedure for Air Navigation Services)が採択された。これらの修正には「Remotely Piloted Aircraft Syst