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問題選定基準と正答数表記について

Medrizeでは医師国家試験で重要な知識を問う問題をAnkiのデータに編集して販売しています。

しかし、大前提として医師国家試験に関わる全ての知識を網羅しているわけではありません。なぜなら全てを網羅しようとすると、問題数が膨大な数になってしまうためです。

そのため、この記事ではコンテンツに組み込む問題とそうでない問題の大まかな選定基準について説明させていただいております。

問題選定基準について

コンテンツに組み込む問題

①過去問で頻出の知識に関する問題
②覚えるしかない知識に関する問題
→例:診断基準、具体的な数字、理屈で理解することが難しい知識など

コンテンツに組み込まない問題

①基本的な知識やそこから答えを導ける問題
→例:「Q.糖尿病では血糖値がどうなる?→A.上がる」
②常識的な範囲で解ける総論/必修系の問題
→例:「Q.患者への適切な態度は?→A.共感と傾聴」
③英文問題(医学英単語)
④Medrizeの中の人の独断でここまでは覚える必要がないと判断した問題

上記が大まかな問題の選定基準です。
あくまで大まかなものなので、例外もあることは予めご了承ください。

また、「コンテンツに組み込まない問題」の④にもあるように、問題の選定には少なからず中の人の独断が関わってくるため、「なんでこの問題が入ってないんだ?」や、逆に「なんでわざわざこの問題を入れたんだ?」と思う場合もあるかと思います。

その点は私としてもこれから時間をかけて修正していきたいとは思っておりますが、既にご購入いただいている方につきましては、Ankiは問題の追加や削除も自由にしていただけるので、もし、Medrizeの問題を解いていて不満に思う点がありましたら、ご自分で問題の作成や削除を行っていただければと思います。

正答数表記について

追加で正答数の明記についてもこの記事で触れておきます。

MedrizeのAnkiデータに含まれる問題には、複数の正答が存在するものがあります。ただ、問題によって正答数を明記している場合と明記していない場合があります。

明記していない問題がある理由は、

正答数が明記されていることによって、その問題の正答をはっきりと覚えていなくても、解答がある程度絞れてしまうケースがあるからです。

→例:「Q.①〜③のうち、〇〇なのは?」←正答数が2つだとして、それを明記すると、解答が①②or②③or①③のいずれかに絞れてしまい、そこからなんとなく正答を思い出せてしまうことで、記憶の定着に支障がでると考えられるため。

記事の内容は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

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