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営業から一転、新規サービスの創出に打ち込んだ新卒5年目の挑戦

medibaではどんな仕事ができるの?

外からは見えにくいですが、実は多種多様なmedibaのお仕事について、実際に社内で活躍・奮闘する社員を通じてご紹介します。

2020年6月末にβ版としてリリースした、体験動画プラットフォームアプリ「Bratto」が9月末に大幅な機能改善によって新しく生まれ変わりました。コンセプトは“休日に仲間や家族と出かけたくなる体験動画と出会えるアプリ”。「旅」や「体験」にフォーカスを当て、世に出回っているSNSとは一線を画すアプリを構想した、プロダクトオーナーの三根大輝に話を聞きました。

営業から一転、新規サービス創りに打ち込んだ三根が見た景色とは。


実体験がもとに。感覚的に探せる体験動画プラットフォームアプリの誕生

――「Bratto」の本リリース、おめでとうございます。どんなサービスか教えてもらえますか?

三根 「Bratto」はユーザーの “やることのない休日を楽しみな休日に”変えることをコンセプトにした体験動画プラットフォームです。自宅でゴロゴロする休日もいいんですけど、外に出て新しい体験に出会うことで視野が広がると思うんですよね。ただ、そういう機会を探すのってなかなか労力使うじゃないですか?そこで、SNSみたいになんとなく見て、その中でピンときた動画に出会えたら行動も起こしやすいかなと思って「Bratto」を作りました。

ユーザーが「一歩」踏み出す勇気を後押しできるようなサービスを目指しています。

※現在「Bratto」の提供は終了しております。

――旅に特化したSNSって新しいですね。どんな人に使ってもらいたいですか?

三根 もちろん、老若男女問わずたくさんの人に使って欲しいなと思っています。ただ、僕が学生時代の友人との交流の中で思いついたサービスなので、ターゲットは20代層ですね。

――実体験がもとになっているんですね。

三根 学生時代の友人と今もよく遊びに行くのですが、飲みに行ったり買い物に行ったりと、ある程度パターンが決まっていたんですよね。それはそれで楽しかったし悪いとは思わないのですが、ある時インスタですごく楽しそうな友人の動画投稿を見たんです。自分では考えもしないような体験をしていたので、食いつくように見てしまって。その時、単純にすごくうらやましく思ったんです。もしかしたら、自分ももっとこの時間をいろんな体験に費やすべきかも、と。ただ、どうやって調べたら知らない体験を知れるのかがわからなかったんですよね。それで、SNSのように感覚的に探せるサービスがあったらな、と思い「Bratto」を思いつきました。

たくさんの人の「想い」を胸に

――三根さんはもともと営業だったとか。なぜ新規サービスに携わることになったのですか?

三根 入社してから約2年間は広告営業を担当していました。その後は社内のジョブローテーション制度で自分から新規サービス担当を志願して配属になりました。

――営業からの企画って、業務内容も環境もガラッと変わったと思いますがどうでしたか?

三根 配属当初は上司について、すでに検討されていたサービスを手伝うところから始まりました。KDDIが主催している社内公募型新事業創出「ゼロ・ワン」※という新規サービスのコンペ企画の準備をしていたのですが、上司が退職することになったので私がそれを引き継ぐことになったんです。いきなり未経験の自分が主担当に、という重荷も感じましたが、それよりも、その時検討していたサービスがどうも気乗りしなくて……(笑)。どうせやるなら自分が使いたいサービスを考えたいと思い、KDDIに掛け合ってサービスの変更を申し出ました。

※「ゼロ・ワン」…通信を活用し新たな価値を生み出すKDDIの社内公募型新事業創出プログラム。現在は「zoomone (ズームワン)」という名称に変更されている。

――なかなか大きな決断をしましたね。

三根 はい(笑)。ただ、大きく出たものの一からサービスを考えたことが初めてだったので、しばらくの間はずーっと自分と向き合っている状態でした。自分は何が好きでどんなことしたくて……って、考えていたらいつの間にか、デスクのモニターが付箋で埋まっていました。

――サービスの検討は一人でやられてたんですか?

三根 いえ、主となるのは私ですが、ゼロ・ワン運営事務局や業務委託でお世話になっている多くの方々にもサポートしていただきました。今も頑張り続けられているのはその方々のサポートがあってこそなんです。

私がサービスの検討で悩んでいた時、気分転換にチームのメンバーと飲みに行ったんですよね。そこで、「三根さんのやりたいことやればいいんだよ」と言葉をかけてくれて、すごく感動しました。そういう人たちのためにも頑張りたいって、モチベーションが高まったんです。そこで感じた「自分の周りの人を変えるサービス」を作りたいという想いが「Bratto」のコンセプトにもつながっています。

イメージにあう写真を収集し、サービスコンセプトを検討

――いろんな人の想いがつまった素敵なサービスですね。

三根 はい、初めに新規企画のノウハウを教えてくれてチャンスをくれた上司や、一緒に進めてくれている社内メンバー、「Bratto」企画当初から支えてくれている業務委託の方々など、たくさんの人に支えられているサービスです。

「価値を見極める」サービス作りで学んだ意識の変化

――新規サービス企画に携わってから、何か変化はありましたか?

三根 業務はもちろんですが、考え方が大きく変わりました。営業にいたころは数字をだせばいいと思っていたんですよね。でも、新規サービスの企画に携わるようになってから“誰かに価値を与えないといけないんだ”ということを切に感じるようになりました。もちろん、営業でも必要な視点だったと思いますが、自分が作る側にまわったからこそ気が付けたんだと思います。常に、「この人にとっての価値はなんだろう?」と思うようになれたのは自分自身にとっても大きな収穫ですね。

「Bratto」の目指すところは

――これから「Bratto」をどんなサービスにしていきたいですか?

三根 まずは、友人に使ってもらえるサービスにしていきたいです。私が作ったことは知らずに「Bratto」を見て、「ここ行ってみようよ!」と言ってくれたら嬉しいですね。ただ、今はまだ友人にはあまり使ってもらえてないんです……(笑)。なので、友人(ユーザー)にとっての価値を見極め、どうやったら使ってもらえるかというギャップを埋めていきたいです。

あとは、いろんな土地の魅力を発信していくサービスにしたいです。日本にも、まだ自分たちが知らない観光地や地域がたくさんありますよね。ただ、自治体がその魅力の発信の仕方がわからず、伝えきれていないだけで埋もれてしまうのはもったいないと感じています。「Bratto」がそういった地域の魅力発信の後押しもできたらと考えています。

自分や友達が使って楽しいかどうかという判断軸はぶらさず、同じ価値観のユーザー同士が分かち合える動画プラットフォームにしていきたいと思っています。


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