6月29日〈木〉メディア日記

 毎日新聞は29日、「立憲民主党の二人が離党を表明したが、党内では『二人とも日本維新の会の公認を狙っているのではないか』との憶測が出ている」と報じた。この二人は、9日に離党届を提出した松原仁(衆院東京3区)と27日に提出した徳永久志(衆院比例近畿)。

 岡田幹事長は28日、国会内で記者団に対し、徳永が常任幹事会メンバーで滋賀県連代表の立場にあることに触れ「厳しい対応は避けられない。この時期に離党する責任は重い。比例は党の議席であり、党を離れるなら次の人に譲るのが普通だ」と述べた。松原、徳永二人とも次期衆院選に他党から立候補する可能性を否定していない。立憲民主党内では「2人とも維新の公認を狙っているのではないか」との臆測が出ている。日本維新の会の藤田文武幹事長は28日の記者会見で、「維新と共に戦いたいと言う人を門前払いして排除するつもりはない」と含みを残した。

 6月22日の当日記で、「バイデン米大統領が、日本の防衛費増額は私が岸田首相を説得したと発言した」と書いたが、バイデン米大統領は27日、東部メリーランド州で開かれた2024年大統領選に向けたイベントで、日本の防衛費増額について「彼(岸田首相)は既に決断しており、私の説得を必要としていなかった」と述べ、前言を訂正した。韓国との関係改善についても「先週のイベントで『私が説得した』と言ってしまったが、誤解を招くものだった。彼が私に改善する意思を伝え、私は支持したということだ」と発言を謝罪した。バイデンは防衛費増額や日韓関係改善を自らの「手柄話」にしていた。日本政府から「日本自身の判断だ」との強硬な申し入れを受け、発言を修正した。

 時事通信によると、米ホワイトハウス高官は28日バイデン大統領(80)睡眠時無呼吸症候群の治療のため、数週間前から就寝時に呼吸を補助する機器を着用していると明らかにした。 バイデン氏の顔にストラップの跡がついているのを米メディアの記者が見つけ、問い合わせたところ明らかになった。バイデン氏は長年、症状に悩まされていたといい、同高官は「睡眠の質を改善するため」と説明している。

 また29日の朝日新聞夕刊によると、バイデン米大統領は同日の記者会見で、ウクライナ戦争というべきところを「イラクでの戦争」と間違って発言した。最近のバイデンは言い間違えが多い。高齢の米大統領、もう1期は大丈夫かな。

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