見出し画像

4月28日(日)メディア日記

 NHKは28日午後8時から15分間、日曜日の大河ドラマ枠を前倒しして、衆院補選3区の出口調査の結果を速報した。時報が鳴った午後8時冒頭、「3区いずれも立憲民主党候補の当選確実」と報じた。放送されたNHKの出口調査のデータでは、島根1区、長崎3区、東京15区ともに立憲民主党が圧勝の数字だった。3区の立憲候補はNHKの速報を受けてそれぞれ万歳をした。日記の読者から「冷たいビールが実に美味い」とメールが来た。

 共同通信によると、全国1741市区町村のうち、書店が1店舗もない自治体が今年3月時点で482市町村に増え、全体の27.7%に上ることが27日、出版文化産業振興財団の調査で分かった。人口減少やインターネット通販の普及を背景に書店の数自体が減った。一方、沖縄(56.1%)、長野(53.2%)、奈良(51.3%)の3県で書店ゼロの市町村が過半を占めた。政府は書店の支援に乗り出すが、特効薬は見当たらず、地道な取り組みが求められそうだ。 書店ゼロの自治体は初めて調査した前回2022年9月の456市町村(全体の26.2%)から拡大し、地域の書店が担う文化発信機能の弱体化が懸念される状況が浮かび上がった。

 テレ東では、4月28日(日)よる6時30分から、2時間強のテレビ東京開局60周年大型特別企画 「JAPANプロジェクト」を放送した。テーマは『世界都市東京』・『日本の食』・『ものづくり』60年の軌跡が基軸。番組はフィクションのドラマパートと、テレ東の経済ニュースのアーカイブ映像と新撮のドキュメントパートで構成した不思議な構成だった。作家・真山仁のオリジナル作品を番組化した。
 ドラマパートは、実力派俳優、佐々木蔵之介と二階堂ふみが主役。未来を救う鍵となる“希望の種”を求め壮大になる旅に出発するという設定。「ドキュメントパート」は、どん底からV字回復を果たしたソニーと日立を例にあげ、「革新」を生み出してきた挑戦者を紹介した。今回放送したのは第一章で、夏の第二章は、出演者2人が北極とアフリカに旅立つ。VTRで観たが、腰を据えてみないと理解できない見ごたえのある番組だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?