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3月4日(月)メディア日記

 東京五輪を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた大会組織委元理事の高橋治之被告が共同通信のインタビューに応じた。共同通信加盟社に4日朝刊用として配信された。無罪を主張している高橋被告は、「検察側は森喜朗からスポンサー集めを任され、組織委に働きける権限があったと主張しているが森から任されていないし、聞いたこともない」と証言した。そして、高橋被告は「森喜朗が裁判に出てきて、本当のことを言ってほしい」と森に対して証言をするよう要請した。
電通最大の実力者と言われた高橋治之は、2022年は8月、東京地検特捜部に逮捕され、同年12月に保釈されている。保釈後、 すでに「週刊文春」、TBSの「NEWS23」でも単独インタビューを受けているが、新聞では初。高橋はいずれのインタビューでも森喜朗を厳しく批判している。

 11月の米大統領選に向け、トランプ前大統領に立候補資格があるのかが問われた訴訟で、米連邦最高裁が4日(日本時間4日未明)、トランプの立候補資格を認める判決を示した。立候補資格を剝奪したコロラド州最高裁の判断を覆した。トランプにとっては勝訴となり、大統領返り咲きに向けた法的なハードルを一つ乗り越えた。
 「もしトラ」から「ほぼトラ」が現実味を帯びてきた。

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