4月29日(土)メディア日記

 アフリカのスーダンから退避した邦人と家族の計48人が29日早朝、チャーター機で羽田空港に帰国した。帰国したのは、28日時点でスーダンから退避した65人のうち周辺国のジブチに退避していた48人。スーダンで医療活動をしていた認定NPO法人「ロシナンテス」(北九州市)の理事長で医師の川原尚行(57)も、チャーター機で帰国。羽田空港で報道陣の取材に応じ、「飛行機から富士山が見えたときは涙がこぼれそうだった」と話した。サンデーモーニング(TBS)によると、川原尚行は外務省の医務官だったが、その後、人道支援を有するスーダンで医療に従事していた。

 今回帰国したのは、医療従事者やボランティア団体の職員や家族たち。物見遊山の観光客とは違い、スーダンで草の根ボランティアの活動する関係者が多かった。
 
 岸田首相は29日、東京・代々木公園で開かれた連合主催のメーデー中央大会に出席した。現職首相の出席は2014年の安倍元首相以来、9年ぶり。連合が支援する立憲民主党と国民民主党代表の挨拶はなく、連合の芳野友子会長はにこやかに岸田首相と挨拶を交わした。様変わりのメーデーだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?