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Call of Duty:Black Opsを振り返る

2023年7月のPlaystation Plusのフリープレイには、Call of Duty: Black Ops Cold Warが入っています。約3年前の作品ですが現在でもトップレベルのグラフィックと映画のような迫力のキャンペーンが特徴です。PS5版ではトリガーの反応が銃によって違う点も注目されました。今の環境では難しいかもしれませんが、Cold Warをプレイする前に機会があれば是非2010年に発売されたCall of Duty: Black Opsもチェックして欲しいです。以下ではキャンペーン、マルチプレイ、ゾンビモードの主要3モードに分けて振り返っていきます。


キャンペーン

FPSゲームにおけるストーリーモード、キャンペーンではCIAの工作員アレックス・メイソンとして、キューバ危機を中心とした冷戦時代の紛争に関わっていきます。何者かに捕らわれたメイソンが当時の状況を回顧する形で話が進んで行きます。冷戦中の各陣営の企みと陰謀が、メイソンを中心として展開されていきます。何も分からない状況から徐々に世界の情勢とメイソン自身、周辺人物の謎が明らかになっていく展開はまさにサスペンスです。

ロケーションも多彩で、キューバの邸宅、ベトナムの砂漠や密林、ソ連の刑務所や雪山等を戦場として作戦が遂行されていきます。隠密作戦や兵器を使った破壊作戦等も用意されており、途中で飽きさせない仕組みが作られています。特にお気に入りなシーンはメコン川を戦闘ボートで渡りながら敵の基地を破壊していくシーン。Rolling StonesのSympathy for the devilがラジオから流れる点が印象的です。

Cold Warとはキャンペーンの登場人物が一部共通している他、本作のストーリーを知っていると二重で驚かされる仕組みが用意されています。

マルチプレイヤー

自分はマルチプレイヤーはあまりプレイしないのですが、各武器の特徴や強弱がハッキリしていた記憶があります。近距離ではショットガンとサブマシンガン、中距離ではアサルトライフル、遠距離ではスナイパーライフルと棲み分けが明確であり、他カテゴリの武器で打ち勝つには相応のスキルが求められました。バリスティックナイフやクロスボウのような特殊な武器も使い方によっては有用となります。

一つ深く記憶に残っているステージがNuketownです。核兵器実験用に作られた架空の街なのですがFPSのマップとしては非常に小さく、スピーディーな攻防が繰り広げられます。このマップは好評だったようで、次回作でも時代設計を変えて同じ構造の街が採用されています。

ゾンビモード

ラウンド毎に迫りくるゾンビから生き残り、武器や装備を改善していくゾンビモード。瞬発力や駆け引き、判断力が必要なマルチプレイヤーと違い、ゾンビを撃ってポイントを稼ぐ単純爽快さが多くのファンを作りました。Call of Dutyにゾンビモードが導入されたのは前作のWorld at Warからですが、今作のKino der Totenは大好評のステージであり、武器の改造から各種能力を上げるドリンク自販機、トラップやタレット等ギミックが盛りだくさんのマップとなっています。

もう一つのマップであるFiveでは、なんとホワイトハウスを舞台にケネディ大統領やカストロ議長を操作してゾンビ退治することができます。その他DLCを購入すれば密林遺跡や月面基地ステージも追加されます。

まとめ

以上3つのモードが高いレベルで纏まっており、現在でも通用する面白さのBlack Opsですが、13年前のゲームのためマルチプレイヤー等オンラインでは人口過疎が推察できます。キャンペーンだけでも十分に価値があると思いますので、PS3もしくはXbox 360版をプレイできる環境であれば是非遊んで見てください。字幕版と吹替版がありますが、オススメは吹替版です。特にウッズ役の小山力也さんの演技は素晴らしかったです。

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