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おうち時間を楽しもう!自分にフラワーギフトを贈ってみた!

こんにちは!
YELLOW!編集部の川尻です。

今年はおうちで過ごす時間が増えたと思います。
私も大学がリモート授業となり、おうちで過ごす時間が増えました。
リモート飲み会、おうちカフェなど、家の中でできる遊びがたくさん話題になりましたが、
まだまだ私がやっていない「おうち時間を楽しむ方法」があるのではないか・・・

・・・そこで!
自分のためにお花を買っておうちに飾ってみよう!!!
と思いました。お花を買うのは人に贈るときが一般的だと思いますが、最近は自分のためにお花を買う人が増えているのだとか。私も自分にお花をプレゼントしてみたい!


しかし、私はお花をよく枯らせる女。
ここはプロのアドバイスが欲しい。ついでにいろいろお話を聞いちゃおう。ということで、
市川のお花屋さん「花香~kaka~」さんにご協力いただきました!

今回は花香~kaka~の淡路さんにお話を伺いました。
「学生さんも大変な状況だと感じていたので、少しでも協力できれば」と心よく取材に応じてくださいました。感謝申し上げます。
淡路さんは6月からお知り合いの方のカフェと併設でお花屋さんをスタートしたそうです。
もともとお花屋さんで20年以上働いていたそうですが、3年前からレンタルスペースにて月1でワークショップとお花屋さんをしていて、新しいことを始めようと思ったときに、流行のウイルスで情勢が不安定になったため、カフェのオーナーさんと今のお店を持つ形になったそうです。
アロマセラピーの資格ももっていてワークショップもしているそうですよ!

実際に注文してみた

花香~kaka~さんの「おうちハナ」というお花の宅配サービスを利用させて頂きました!初心者向けの2000円コースを注文してみました。
郵送前にお願いしてお写真を撮って送っていただいたものがこちらです。

2000円コース、3000円コース(どちらも送料1300円)と、5000円コース(送料1500円)があります。詳しくはHPをご覧ください。

自分にお花を買ったことがないので「これが我が家に・・・!?」と、届く前からワクワクです!

届きました

箱の時点でもうテンションが上がっています。

開けてみます!

写真の通りのものが届きました!
そして自分の写真センスのなさに脱帽しました。
郵送前に写真を撮ってもらってよかったです。
編集部にスーパーカメラマンの小池君がいるので、今度写真の撮り方を聞きたいと思います。

取材スタート

それでは、取材スタートです
昨今の情勢を鑑みて、実際のお店に伺うことは難しいので電話でお話を伺いました。

―6月からスタートした花香~kaka~さん。お店を開こうと思った理由を聞かせていただけますか?

淡路さん「お花屋さんって結構大変な仕事が多いんです。でも、お花と触れているとそういうことを忘れさせてくれるんです。
花束を作ったり、アレンジメントを作ったりっていう作業も素敵なお仕事なんですけれども、市場から花が届いて綺麗にならべたり水を上げたりしている作業が一番花と向き合える。その時に、においや花からもらう生き生きとした感じに触れていると元気になります。
これはきっと世の中の人もお花を1輪でも飾れば心が豊かになるのではないかと私の中で思っていて、世の中もこのような情勢になってお花を通じて人々に寄り添えるといいなと思い、お店を始めました。」

―では、注文したお花について教えてください。

淡路さん「大学生と聞いて、若い人向けに作ってみました。
使ったお花はカラー、ワックス、ケイトウ、スターチス、野ばらの実です。
カラーは通年、そのほかは夏の後半から秋くらいまでが旬のお花で作りました。
カラー以外はドライフラワーになるのでぜひ長く楽しんでみてください。
傷んできたころに壁にぶら下げると綺麗なドライフラワーになりますよ。」

夏のお花といえば「ひまわり」くらいしか想像がつかなかったので、いろんなお花に触れることができました。
お花を自分のために買ったことがないので、素敵なお花を選んでいただけてうれしいです。

『お花は野菜と一緒』

―私はよくお花を枯らせてしまうのでドライフラワーになるのはうれしいです!

淡路さん「ちなみに、お花が長くもたないな~と思う期間ってどのくらいですか?」

―2週間はもたないですね・・・

淡路さん「2週間もてばかなりすごいほうですよ!食べ物も花も同じです!野菜と同じだと思っていただけると!

―え!?

淡路さん「2週間しか持たなかったことをもったいないと思うか、2週間も楽しめたと思うか、という感覚の違いですね。例えば、きゅうりを買ってきて2週間持ちます?」


―持たない・・・ですね

淡路さん「それと一緒なんです!食材は買って2,3日で消費しますよね。それでおなかが満たされるけど、お花は買ってきておなかは満たされないけど、心は満たされると思うんです。


―なるほど!

淡路さん「昔は野菜と一緒でお花を毎日買って、ダメになったら捨てて変えるっていうのをやっていたんです。お花は一生ものではないし、2か月もつものではないし、ちゃんとお手入れしないと長持ちしないんです。お花の世話はペットを育てるのと同じですね」


―お花は消耗品で、お世話が大事という感覚が必要ということですね。

淡路さん「それに、ランチって1000円くらいかかりますよね。1時間で1000円払っておなかを満たす。お花は1000円分買って1週間もてば心が満たされる。そう考えると1000円の使い道って色々ありますよね。

―1000円の使い道・・・そう考えたことはなかったです。お花は消耗品で、食材と同じ。その感覚を初めて知りました。

淡路さん「その感覚が世の中に浸透していくといいなあと思います。」

―私も記事を通して伝えたいと思いました!

皆さんの中にも「お花はすぐ枯れる」というイメージがあるのではないでしょうか?2週間もつとすごいことらしいですよ!お花は生もの。だからこそ枯れて形が変わってしまう。枯れてしまうのは悲しいことですよね。しかし、「もう枯れてしまった」ではなく「枯れるまで飾って楽しめた」と感じる気持ちが大事なのですね。

形に残らないからこそ、価値がある

淡路さん「生まれてから死ぬまで、節目節目やお礼にお花を贈る機会があると思います。形に残る贈り物だけに価値があると思わないんです。なくなるけど、もらったという思い出が残るのが、お花の贈り物だと思います。」

―お花をもらった思い出って、確かに覚えていますね。

淡路さん「誕生日でも、お礼でも、久々に会う友達にでも、かわいいお花を2輪買っていくとか、季節のお花を1本買っていくとか、とても素敵じゃないですか?人から花をもらうのは限られたシーンしかないから、オシャレで特別な思い出になりますよね」

―確かに!大きなイベントじゃなくてもお花を贈るって素敵ですね。あげる側も貰った側も特別な気分になりそうです。

淡路さん「退職祝いでお花をもらった時のことも鮮明に覚えています。「あの人がこんな素敵な花を買ってきてくれたの!?」ってびっくりしました。それにお花をもらって嫌な気持ちになる人っていないと思います。」


―そうですね、私も貰ったらうれしいです。

淡路さん「だから、お客様がどんな思いを伝えたいのか、どんな人にプレゼントしたいのか、しっかり聞いてお花を選んでいます。そしてお花屋さんにきて「ときめいてほしい!」という気持ちでお店のお花も準備しています。」

―最近ではライブ会場にお花を贈る人も増えていますよね。

淡路さん「楽屋見舞いとかフラワースタンドとかありますね。相手のことをすごく思っているから、これは入れてください!とか。こだわりがすごくあったり。」

―私も好きなアーティストに送ったことがあって、最初は綺麗なお花ならなんでもいいと思ってしまっていたけど、どんな色を使うか、相手はどんな人なのか聞かれて、そこでやっとお花に気持ちを込めることに気づきました。

(実際に送った楽屋花)

―お花屋さんにいろいろ聞かれてから、「沖縄生まれだから明るい色を入れてほしい、お祝いだから楽しいイメージで・・・」と、どんどん意見が出てきたことを思い出しました。

淡路さん「そういうの大事なんですよ。お花って綺麗だからどんな組み合わせも合う。でも、求めてたものと違うって感じるお客様は多いです。しっかりヒアリングをして、より良いものを贈りたいと思っています。お花を通して気持ちを表現できるので。」

―お花を買うという行動がまず、相手を思ってないとできないことですよね。

おうちでのお花の飾り方

―ちなみに、自分のためにお花を買われる人はいますか?

淡路さん「います!自粛が始まってから自分のために買う人は増えましたよ」

―自分用に買ってみたい!と思う初心者はどうすればいいですか?

淡路さん「まずは1~2輪からスタートするといいと思います。お気に入りのお花を1本買ってみたり、季節のお花を買ってみたり。」


―お花を買う、といったら花束を買うようなイメージがあるので驚きでした。

淡路さん「1輪からでも買えますよ!それに、お花を買うようになると、花瓶が欲しくなるんですよ。自宅の花瓶を持ってきてもらえば花瓶に合わせることもできます。」

―それはご近所ならではですね!素敵です

淡路さん「ワンコインブーケなども作っているので、それをコップに飾ってみることからはじめてみるのがいいのではないでしょうか。お花に慣れてきたら種類を増やしてみてください。」

―最初は少しずつ、そして徐々に増やしていくんですね。

淡路さん「お花を1つ選んで、葉っぱを合わせるのもおすすめです。葉っぱで全然印象変わりますからね!今はグリーンの種類がたくさんあるので合わせるグリーンによってお花の印象が変わったりします。葉っぱからお花を合わせることもできますよ」

―葉っぱまで組み合わせが!お花の世界は奥深いですね。

淡路さん「はい。少しずつでいいので楽しんでみてください。」

初心者にアドバイス

お待たせしました!ここからは皆さんが一番聞きたい部分だと思います。

―初心者に簡単なことでいいので、お花の扱い方を教えてください。

淡路さん「そうですね。『水を濁らせない』ことですかね。季節によってお水の濁り具合は違うので、水が濁ってないか、茎が変色してないか確認することが大事です。お花のコンディションをしっかり見てあげてください。」

―なるほど、実践していこうと思います!

お花の扱いは大変そうだったり、時間に余裕がないと育てられないと勝手に思っていましたが、「まずは水を濁らせない」これを徹底して今回買ったお花を大事に育てたいと思いました。よく考えたら、小学生の頃は教室にお花がおいてあって、お花当番とかありましたよね。小学生でも1日1回お水を変えたりお花の状態を見ていたので私にもできる気がしました。今回は素敵なお花を送っていただいたので、お花たちとおうち時間を楽しもうと思います。

最期に

お忙しい中、取材を受けてくださり素敵なお花を送っていただきました、花香~kaka~の淡路様、本当にありがとうございました。いままでのお花に対する感覚を変えていこうと思う素敵なきっかけになりました。みなさんもぜひ、1輪からでいいのでお花を飾ってみてはいかがでしょうか?また、人にプレゼントするのも素敵ですよね。お花を贈って特別な思い出を作ってみてください。私はこの取材を通してお花がもっとすきになりました。

今回ご協力頂いた花香~kaka~さん

HP https://www.kaka-flowerstyling.com/
ブログ https://www.kaka-flowerstyling.com/blog/
instagram @muguet.awajun 
千葉県市川市八幡3−7−2 Moto.8(モトッパチ)1F         open10:30-close18:30  定休日:月曜日・火曜日隔週

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