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算命学のなぜなに?:十二支

十二支の命名

当時の政権は、暦を普及するために十二支の名前を民衆に覚えさせようとしました。
当初、十二支についた名前が小難しい漢字の馴染みのないものだったために、さっぱり浸透しませんでした。
何か良い案はないかと考えた結果、十二支に動物の名前を使うことにしたのです。
大人でも子供でも覚えやすいという理由から身近な動物の名を使いました。
そのため動物の名前は単なる記号に過ぎず、十二支とその動物の性質とは全く関係がありません。
よく「あなたはネズミ年だから、ちょろちょろしてるね」とか 「ウシの生まれだから、のろいのよ!」とか「トラだから強いのね」などと言い合うことがありますが、それらは全くの迷信です。
覚えやすければ花の名前でも虫の名前でもなんでも良かったのです。

十二支に猫が入っていないのはなぜ?

当時の中国には猫がいなかったからです。
猫はエジプトが原産で、当時はまだ東洋には伝わってませんでした。
十二支は身近な動物の名前を使ったものですので、国によって少し違いがあります。
違いが多く見られるのは特に「亥」や「酉」などです。
「亥」はイノシシを使ってる日本は珍しく、多くの国は「豚」を使っています。
私は、むか~し韓国で十二支の石像を見た時に「豚だ~~!」と驚いて写真まで撮ったんですが(汗)

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