たまには大人もはしゃぐ時間があると嬉しい

　先日、初めてムーミンバレーパークに行った。隣接するメッツァビレッジには何度か行ったことがあるけれど、その奥にあるムーミンバレーパークを訪れる機会が無いままだったのだ。

　行こうと思えば行ける距離に住んでいるのに行かないままなのも、なんだか機会損失でもあるように思って、ムーミンバレーパークに行く日を決めたその流れで前売りチケットを買い、何が何でも行かなければならない状況にした。

　さて、ムーミンバレーパークへ行った当日は、天気にも恵まれた平日、入口にいる係員に前売りチケットを見せ、スムーズに入場した。

　開園時間をやや過ぎての入園だったことから、しばらくするとエンマの劇場でショーが始まり、ぼんやりと立ち見した。軽やかに踊るムーミン達を眺めたり、ムーミン屋敷を撮影するなどしながら、ムーミン屋敷の中に入り、ムーミン一家の暮らしを見学した。

　その後、ムーミンパパのアトラクション、ミイのアトラクションを楽しんだり、有料のゲームなどで遊んでいるうちにランチタイムとなったことから、早めのランチを取ることにした。

北欧を思わせるミートボール

　せっかくだから、とムーミンバレーパーク内の食堂で食べたのは、ミートボールがメインのプレート。添えられたマッシュポテト、ベリーのソースと一緒に食べるのが、行ったことはないけれど、想像上での北欧気分を味わえて楽しい。

　食後は、食堂の向かいにあるショップに立ち寄り、ムーミンバレーパーク限定販売のぬいぐるみなどを購入した。オンラインショップでムーミンバレーパーク限定のものも買えるようになったのは知っていたけれど、こういう時は実物と対面して楽しんだ方がより思い出深いような気がする。

　初めてムーミンバレーパークを訪れてみたら、どことなくのんびりと過ごせるような雰囲気に包まれ、どこもかしこも親切で丁寧な係員ばかりで心地良い空間を楽しめた。

　帰宅後、ムーミン達の世界にどっぷりと浸かりたくなり、講談社文庫から発売されている新装版のムーミンシリーズを読み始めた。ムーミンシリーズを読み始めたことで、うろ覚えだったムーミン一家のことなどを改めて知るきっかけができて、ちょっと嬉しい。