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mederiウェビナーレポート -野村ホールディングス株式会社様-

より女性が生きやすく暮らしやすく、働きやすい社会にむけて。
mederiでは、すべての女性が自分の体のことをきちんと知り、安心、安全を追い求めながら、心と体のバランスを整えるためのサービスを提供しています。また、さまざまな年代・性別の方々へ、女性の身体について正しい知識を共有するセミナーを実施しています。
今回は、野村ホールディングス株式会社の従業員様を対象に、2023年9月12日(火)に実施したセミナー「Sparkling Life!~自分とパートナーを正しく知ることで幸せなキャリアとライフステージを~」についてご紹介します。

2023年9月12日に開催された本ウェビナーは二部制で実施されました。

第一部「自身のキャリア形成&プライベートについて」
登壇者:坂梨亜里咲(mederi株式会社 代表取締役)
・mederiを立ち上げたきっかけ
・自身が経験した症状からの気づきやメッセージ 

第二部「現役産婦人科医によるトークセッション」
登壇者:坂梨亜里咲(モデレーター)、郡詩織(産婦人科医)
・女性の身体について参加者からのQ&A回答

第一部では、mederi代表取締役 坂梨の「キャリア」と、妊活・不妊治療で実感した「現代女性が後悔のない人生を歩むために必要な知識と行動」についてお話しさせていただきました。

多くの女性にとって自身のライフプランについて考えるきっかけにもなる30歳。キャリアアップ、結婚、妊娠出産...さまざまな選択肢に向き合います。

mederi代表の坂梨も節目の30歳を前に、「これから自分が何をしたいのか」今後のキャリアについて考えていました。そのような中、頭の中にあったのは、26歳の時に受けた「ブライダルチェック」をきっかけに知った自身の妊孕力(にんようりょく)と、その後に始まったハードな不妊治療の実体験。
「お金と時間を費やしてきた不妊治療の経験をポジティブに変換し、1人でも多くの女性が望むタイミングで妊娠・出産・キャリアが実現できる社会にしたい」という強い想いから、mederi株式会社の創業に至りました。

不妊の原因はさまざまあると言われていますが、坂梨が直面したのは「早期閉経」。40歳を前に残りの卵子が少なくなり閉経となる状態です。この問題が分かったきっかけはブライダルチェックに含まれていたAMH検査の結果でした。AMH検査は、婦人科で行う血液検査で、ご自身の卵子数を数値化して知ることができます。

現在、不妊の検査や治療を受けたことのあるカップルは 5.5組に1組と言われています。妊娠・出産を望む場合、AMH検査でご自身の卵子の状態を早めに知ることで、より自分にあったライフプランを考えることができるかもしれません。婦人科で1万円前後で受けることができる検査で、最近では住んでいる地域によっては助成金もありますので、このような検査があることを多くの女性に知って頂きたいと考えます。

また、下記のような定期的な婦人科健診を通して、ご自身の身体の状態を知る機会を作ることで、女性たちがご自身の身体と長く上手に付き合っていけることを願っています。

第二部では、「産婦人科医の先生と一緒に女性の身体の変化について考えよう」をテーマに産婦人科医の郡詩織先生とmederi坂梨とのトークセッションを開催しました。

事前に募集した質問について、郡先生が産婦人科医の視点から解説させて頂きました。
更年期障害、妊活中のストレス軽減方法、高齢出産の課題、産前産後の体調変化や働く上での注意点など...働く女性が抱えるお悩みは多岐に渡ります。今回は、そのような働く女性たちが感じるリアルなお声を知り、知識を共有させていただくことができました。

特に関心の高かった「更年期障害」。年齢を重ねると誰にでも起こりうる症状であり、その症状も多彩です。郡先生からは、具体的な症状のポイントについてご紹介させていただきました。治療法はカウンセリング、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、プラセンタ注射などがあります。他の病気が隠れていることもありますので、様子をみて異変を感じられたら産婦人科医にご相談を頂くことをおすすめします。

また、働く女性に知って頂きたいことの一つである「高齢出産と出産年齢」についても、具体的な数字をお伝えしました。授かりたい子どもの人数と年齢に応じて、一般的な達成確率は変化します。あくまでも参考数値ですが、下記のようなデータがあることも頭に入れた上で、ご自身の出産年齢について計画してみるのも良いかもしれません。

そして、「フェムテック」と呼ばれる業界では、海外市場も含めて多様なサービスが誕生しています。mederiの主力事業である「mederi Pill(メデリピル)」のような月経分野のサービス、妊娠・不妊分野のサービス、更年期分野のサービスなどライフステージに合わせて多岐に渡りますので、ご自身のお悩み解決に繋がるフェムテックサービスを活用して、より女性が健康で自分らしく生きられる社会に近づいていくと嬉しく思います。

このように、今回のウェビナーでは、女性特有の健康課題に関して産婦人科医の視点から知識をお伝えさせていただきました。仕事や家庭、プライベートと忙しい毎日を送る中で、日々の健康意識が薄れてしまうこともあるかもしれません。ウェビナーを通して、働く女性の皆様へ少しでも身体と向き合う時間を作っていただき、女性特有の健康課題に関する気づきを共有できればと考えます。

mederiでは、今後も様々な年代の方々へ向けて、女性の健康に関する正しい理解や、ご自身の身体に合わせた選択肢を知るきっかけになるような、活動を実施してまいります。またオンラインピル診療サービス「mederi Pill」、法人向け福利厚生サービス「mederi for biz」をはじめ、展開する様々なサービスを通して、1人でも多くの女性が「幸せなキャリアとライフステージ」を築ける社会の実現を目指してまいります。

今回貴重な機会をいただいた野村ホールディングス様、ありがとうございました。
左:郡詩織氏(産婦人科医)、中:坂梨亜里咲(mederi株式会社 代表取締役)、右:畦地理代様(野村アセットマネジメント株式会社  執行役員・コーポレートユニット 副ユニット長) 

オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」
メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
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