【たけのこの里派?きのこの山派?】人から好かれるコツ[ペアMTG記事 ヨツバ×ぎょうざちゃん]

本記事は「人から好かれるコツ」というテーマに対して
ヨツバとぎょうざちゃんがペアMTGを行い、それで得た発見や感想をまとめたものです。

ヨツバ
初期研修医2年次。人の価値観や考え方を知り、周りの人と共生し、そんな中でも個性を発揮する、『丸く尖る』ことを目標に生きています。
具体例をあげて、話を広げていく、深めていくことが得意です。

テーマ設定の背景や目的を先に読んでいただけるとより楽しめると思います。


2パターンの好かれ方

私は、そもそも人から好かれようとしていないかもしれない。
人から好かれようとするために笑顔をふりまくと疲れてしまう。

ぎょうざちゃんと話す中で、近い年代の人から2パターンの好かれ方があるのではないかと気づいた。
①飲み会にこいつほしいな
②将来的にも仲良くしたいな
の2パターンである。

場を盛り上げるのが上手だったり、誰とでも仲良くできたりする人が①になりがちだろう。
私は、新しいコミュニティに入ったときは、元気に振る舞うことが多いので、最初は①のキャラだと思われる。しかし、そもそも空元気のようなものなので、そのキャラが持続するのは6か月くらいだ。

その6か月の間に、お互いに②となりうる人を見つけ、それ以降は気の置ける彼らとの関係で固定される。

ずっと周りから①として好かれている人は無限の元気さがあるんじゃないかと思い尊敬している。

好かれるって?認められるって?

次に話題にあがったのが、上司や目上の人、職場の人との関係だ。
そういった少し離れた関係性の人からの “好かれる” はまた違うのではないか。

私は、そういった人と対面したときに、相手が求める最低レベルをクリアすることを意識している。

たとえば、実習で〇〇科を回ったとき、指導医は色々なタイプがいると思う。
真面目に文献を調べてくることを求めるタイプ、はきはきと発表することを求めるタイプ、臨床の中からクリニカルクエスチョンを見つけてほしがるタイプ などなど...

上手く彼らが求めていることを最低限クリアしていけば、好かれる。
ーさらにレベルをあげていけば、“認められる”。

人から認められると嬉しいのはあたりまえだが、器用貧乏になりすぎても行けないとも思う。相手に合わせて頑張ってばかりいると、素の自分と相手の求めることが一致したことに気づかないかもしれないからだ。

素の自分と合う相手を見つけたときに、頑張れば、お互いに気持ちよく“認められる”の先の“信頼される”にステップアップしていけるだろう。

人との仲良くなり方のまとめ

あくまで私に合った人との仲良くなり方にすぎないのだが、

同年代:まずは元気に接し、気の合う人を見つける
上司や目上の人:相手が求めていることが何かを考え、少し頑張ってみる

また、人と仲良くなっていこうとする中で重要なのは、必ず全ての人とは相容れないと意識しておくことだと思う。
いままで生きてきた背景が違う故に、価値観は異なる。受け入れがたい価値観に出会うこともあるだろう。
ーそのときに、好かれずとも嫌いになられないためには、「〇〇すべき」と伝えないことだ。

世間では「〇〇すべき」という伝え方をして、ぶつかっている事例がたくさんある。

「デートは男性が奢るべき」
https://toyokeizai.net/articles/-/654663
https://woman.mynavi.jp/article/190924-11/#anchor-7
「会社の飲み会にいくべき」
https://www.workport.co.jp/plus/articles/7436
「高校球児は坊主であるべき」
https://spojoba.com/articles/1062
「男性は仕事をして家計を支えるべき」
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/732911

もっとレベルを落とせば、たけのこの里派ときのこの山派がいたとして、「俺はこっちののほうが好きだなあ」っていうのはふつうだけど、「きのこ派は明日からたけのこ派に変えるべきだ」とまで言ったら、友達と絶対仲悪くなりますよね。

しかし、こうやってレベルを落とせば、わかりやすいけど、↑のネット論争になったような事例のように日常で自分で気づかずに「〇〇すべき」って言ってるかもしれないとも思いました。

実際に、私は“「〇〇すべき」と伝えないことだ。”って書きましたが、これって “「〇〇すべきと」伝えないべきだ。”ってことですもんね...

ちょっと調べてみて出てきたのですが、自分の経験や先入観から、自分と異なる考えについて排除しようとする“確証バイアス状態”になっているのかもしれません...
https://www.ashita-team.com/jinji-online/business/13967

兎にも角にも、人に好かれるかは分かりませんが、世間で生きていくうえで、その場の空気を読んで、自分と合う人を見つけていくことが、上手く生きていくコツだと、私は信じて生きていきます。


ぎょうざちゃんからの記事への感想

記事の後半のように、直接言葉にしなくてもニュアンスから「〇〇すべき」が相手に伝わってしまうことがあると気づいた。そんな無意識的な「〇〇すべき」を意識して制御することが秘訣だったり、、。

また、「たけのこの里派ときのこの山派」のような親しみやすく的確な具体例は、読者に理解と楽しさも与えられると思う。私も真似してみたい。


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