悩ましき算数教育
勉強の集中力が続かない子供達に悩む親です。
1. 女の子は算数が苦手?
現在、うちには中学受験を控えた娘がいます。
これまで、親である我々にやいのやいのとうるさく言われつつも、勉強をマイペースに頑張ってきました。
その成果は5年の最後のテストで出たので、少しだけホッとしていました。
そして、そのまま6年になっても順調に成績が上がり、偏差値(注1)は2教科で65、4教科でも60を超えるようになりした。
ところが、コロナの影響で塾が休校。
自宅学習が続き、勉強に対するモチベーションが下がってしまいました。
その結果、偏差値は2教科でも60を切る事態に!
まったく、コロナが憎いです。
特に、苦手ながらコツコツと頑張ってきた算数は、得点率が7割近くまで行くようになったのに、連休明けからは得点率6割以下を連発してしまいました。
そんな娘が苦手な算数ですが、
巷でよく言われていることがあります。
『女の子は算数が苦手』
これって本当なんでしょうか?
などと思いますが、我が家の娘を見る限り、なんとなくそうなのではないかと思ってしまいます。
お母さんだからできる! 女の子の算数力の伸ばし方
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こんなタイトルの本まで出版されていたりで、ついつい買っちゃいました。
で、中身を読んで
『女の子には粘り強さがある』
という項目に対して
「ウチの娘は、わからないと直ぐに放り出すんですが…」
とボヤいてみたり、
『好きな先生の科目を好きになる』
という項目にも
「あー、塾の理科の先生は娘と合わなさそうなタイプだもんなー」
なんて理科の成績の悪さの原因について納得したり…。
なかなかタメになる本でした。
とはいえ、本にあることを実践するのは、なかなか大変ですし、うまくいくかどうかもわからないので、情報はたくさんあるにこしたことはないと思っています。
2. 某女子中学校の説明会にて
以前、模試の付き添いをした時、模試の会場となっていた女子中学校で、その学校の説明会がありました。
その女子校の数学教科担当の先生が
「女の子は算数苦手で来るので、〇〇という手法で、まずは数学に興味を…」
という感じのことを言ってた記憶があります。
女子校の先生も、女の子の算数(数学)教育に苦労しているようです。
だからと言って、うちの娘の算数が苦手で良いということもなく、このままでは受験がマズいことになってしまうと心配しています。
これまで、子供達には習い事、お教室、塾など、私なりにいろいろなことをさせてみました。
今回は、その中で算数に関係しそうなものを取り上げてみました。
3.公文式
算数教育と言って、パッと思いついたのがコレでした。
公文式は、計算力を上げるには良いと思います。
算数が比較得意な長男は小学校の単元を終わらせ、中学になってからは公文式をしてませんが、数学の成績は良好です。
しかし、次男は、宿題をなかなかやろうとせず、机の引き出しに隠すようになり、結局は辞めてしまいました。計算問題をひたすら作業のようにこなすのは、当時6歳の次男には辛かったようです。
実は、私自身も小学生の頃に公文式をしていましたが、ひたすら訓練のように計算問題ばかりするのが辛くて、結局は辞めてしまった経験があります。
そして、娘は全く興味を示さなかったため、公文式をすることはありませんでした。
4.図形の極
公文式を辞めた次男をそのままにしてはいけないと思い、しばらくしてから、近所の個別指導塾で扱ってた『図形の極』というのを申し込みました。
https://www.kokugoteki.jp/kiwami/
これは、簡単に言えば図形とそれに付随する問題集が、難易度別に10級から1級まであり、難易度の優しい10級から始めて、一定レベルをクリアしたら次の級に上がっていくというものです。
個別指導塾の授業料は割高になりがちですが、この『図形の極』の授業だけは他に比べても安かった(注2)ので、とりあえずやらせてみようという気になれました。
問題集を見てみたところ、7級で面積が出てくるので、この辺りが小学4年生あたりに相当するのかなと思います。
まだ1級までは遥か先で、受験に対応できるようなシステムかどうかは不明です。
しかし、図形脳を作ることができるという点は、受験にもそれなりに役立つような気はします。
また、パズル的な要素でもあるのか、公文式が続かなかった次男も、『図形の極』は、今の所はそれなりに楽しく続いています。
そんな次男と一緒に、娘にもこの『図形の極』をさせてみました。
当時小学5年生の娘は、図形問題が苦手な傾向がありました。しかし、例えば図形の問題集みたいなものを与えても、全く使った形跡さえ見られないような状況でした。
そこで、比較的時間にゆとりがある夏休みの間だけ、『図形の極』をその個別塾にお願いしたという次第です。
目標は、夏休み中に一冊(どの級かはナイショ)を終わらせること!
結論から言うと、夏休み中に終わりませんでした(汗)。
娘はマイペースに問題集を進めて、夏休みでできる範囲だけやり、夏休みが終わった後、残りの問題は手を付けないまま、図形の極の問題集は本棚に仕舞われてしまいました。
その後、この時のやり残した問題は、新型コロナ休校の時期に少しだけですが、活躍しました。
余談ですが、『図形の極』をお願いした個別指導塾が、別の系列の塾に買収されたせいで、入塾時よりも授業料が30%上がった上に、今まで必要なかった模試が必須になったせいで、受ける必要がない模試の分の金額まで支払うことになるという、想定外の事態がおきました。
5.親・兄弟が家庭で教える
娘の算数苦手はどうにかしたい。
しかし、個別指導や家庭教師は予算の都合で難しい。
問題集や参考書を買っても放置が多い。
こうなったら『親塾』を開校か!と思ったものの、私自身が算数・数学が得意ではない。
そもそも、私自身が中学受験に失敗して、公立中学校に行った身だったりします。
そこで、算数が得意だった長男に、娘の算数の勉強を見てあげるように依頼。
しかし、これは一番やってはいけなかった。
ものすごい兄妹ゲンカが発生しました。
「こんなのもできないのかよー!」
「いいからちゃんと教えて!」
「これは◯△□〜」
「なに言ってるかわからない!」
「うっせーな!いいからやれよ!」
「お兄ちゃんのバカー!」
ということで、学校とか塾の先生や家庭教師の大変さ、偉大さ実感しました。
6.タブレット学習
もう、悩みに悩んでいるところに、ふと目に止まったベネッセのDM。
ちなみに意味はありませんが、うちに来たDMの一部です。
↓↓↓↓↓↓
いつもはウゼーと思いつつも中身のおまけみたいなのだけいただき、それ以外は資源ゴミ行きでした(ベネッセさんゴメンなさい…笑)。
しかし、今回はちゃんと中のチラシを見て、『チャレンジタッチ』というタブレット学習の情報を得ました。
他にもないかと思い、ネットで検索してみたところ、以前テレビCMで見かけた『スマイルゼミ』がヒット。こちらの情報も得ました。
しかし、両方とも4教科+英語やらプログラミングやらがついていました。
算数だけで良いと考えてた私にとって、ほかの教科は余計でした。
費用も初年度の年額で4〜5万円もしますし、場合によってはタブレット代金が別にかかるとかあったりで…。
そんな時に、以前のnoteを読んでくださったRISU算数の方から、
「RISU算数を試してみて、タブレット学習の体験レポート書いてみませんか?」
というお話をいただきました!
なんて良いタイミング。
さっそく、お試し。
ちなみにキャンペーン中で、今なら1週間のお試し期間があります。
小学校低学年の息子と、小学校高学年の娘と、二人分のお試し。
まず息子にRISU算数をさせてみました。
100点とっては「よし!」
難しい問題では「あれー?えーと、これは…。」
結構、楽しそうにやっていました。
そして、そんな息子の様子を、塾のテキストで勉強しながらも、チラチラっと見ていた娘。
興味はありそうだったので、娘にもRISU算数を試してみたかったけど
「塾の勉強がおわってないでしょ!」
という天の声で撃沈。
しかし、興味を示さず、やろうともしなかった今までの方法に比べると、今回のタブレット学習は今後に期待できそうです。
7.悩みはまだまだ続く
しかし、いくつか試した割にやってるのは次男ばかり。娘の算数に関してはまだ何もできていません。
次男の方も、これが継続できるかが課題となるのでしょう。
結局はまだまだ悩みは続きそうです。
注1:
偏差値は首都圏模試の偏差値表を参考にして表記しています。
注2:授業料は塾や団体によって様々であるため、具体的な金額は書きませんでした。
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