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1日1ページ読むだけでは身につかない世界の教養

積読化した『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』

積読本の中に『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』という本がある。

3分の1くらい読んだところで、もう2年くらいページを開いていない。

この本を買った時は、1年後には教養に溢れている自分を想像していた。

毎日1ページ読むだけ。

ページによって文字数は違うが、大体10分もあれば読める。

1日10分で1年後の自分は教養で溢れている。

なんて素晴らしいことだ。

しかし、1日10分が続かなかった。

なぜ続かなかったの考えてみた。

答えは、面白くないから。

なぜ面白くないのか?

内容が難しくて、理解できないことが多かったから。

そう、この本を理解して楽しむには、ある程度の基礎的な教養が必要だ。

ただ単に文字を読むだけでは教養はつかない。

少なくとも、書かれていることの時代背景を知っておかなければならない。

この本を楽しく読むために、世界史の勉強をする切っ掛けになった。


30分で絵が描けるようになる本

最近『誰でも30分で絵が描けるようになる本』という本を買った。

子供の頃から、字を書いたり絵を描くことが下手なのがコンプレックスだった。

字の方は通信講座練習をして、少しはマシになった。

社会人になると文字を書く機会も多くなり、必要に迫られて一生懸命練習をした。

絵は少々下手でも、社会人としてやっていける。

少し笑われるだけでだ。

でも、どこかに少しは絵を上手く描きたいという要望はあった。

なので本のタイトルを見た時、つい買ってしまった。

この本には絵を描くコツみたいなのがLesson1〜25まであって、毎日練習できるようになっている。

本を買ってからLesson2までやったのだが、その後は1ヶ月ほどで既に積読化してしまっている。


楽しくないことと、別にやる必要のないことは続かない

1日10分とか30分とか言われると、続けれるような気がする。

しかし、これがなかなか続かない。

基本的に、楽しくないことは続かない。

絶対にやらなければならないという危機感があれば別だ。

楽しくなくても、将来のことを考えればやらなければならないことはある。

何故、毎日歯磨きをするのかというと、歯を磨かないと虫歯になるから。

本当に楽しいことは、眠る間も惜しんでやる。

楽しくなくて、別にやらなくてもいいことは1日10分でもやらない。

瞑想にしてもウォーキングにしても、楽しくないので続かない。

人間はみんなそういうものだと考えると、落ち込む必要はない。

「1日〜するだけで〜ができるようになる」というタイトルの本は、じっくりと検討してから買うようにすべき。

世界史の勉強も進んできたので、そろそろ『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』を再開したい。




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