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【読書】馳星周(著)『少年と犬』を読み始める。

馳星周(著)『少年と犬』という小説を、読み始めています。

今はすっかり、街で野良犬というものを見かけなくなりましたが、昔、私が生まれ育った山村には、常に何匹かの野良犬がうろついていました。

娯楽の少なかった昔は、野良犬は子供たちの良い遊び相手でもありました。駄菓子屋さんで買ったパンなんかを食べさせてあげると、直ぐに懐いてきたのでした。

思い出すとあの野良犬たちは、何処から来て、何処へ行ってしまったのだろうか。自由気ままに村の中を駆け回っていた野良犬たちを思い出すと、今のマンションで暮らす、服を着せられている犬たちよりも、幸せだったような気がします。

馳星周(著)『少年と犬』は、犬が主人公の物語りです。とは言っても、犬は人間の言葉を話しません。実際には、何を考えているのかもわかりません。表情と行動で、想像するしかないのです。そこがまた、この物語りを楽しませてくれるポイントでもあります。

まだ、第一話の『男と犬』を読み終えたところですが、この先、どんなドラマが待っているのか、楽しみです。

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