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登山ギアのコスパを高めるには登山の回数を増やす。

登山を始めてから、いろんなものを購入してきました。
気がつけば、結構なお金を使っています。

登山をするために購入したものを、年に数回しか行かない登山のときにだけしか使わないのは、あまりにもコスパが悪すぎます。  

登山ギアや登山ウェアのコスパを高める方法は、登山に行く回数を増やすことです。

ガスバーナーのコスパ

登山を始めた頃、まだほとんどギアを持っていなくて、ガスバーナーさえ持っていませんでした。

山頂に到達しても、ガスバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンや温かいコーヒーを飲んでいる人たちを横目にして、コンビニで買った冷たいおにぎりだけを齧っていました。

谷川岳でコーヒーをご馳走になる

登山をやり始めた年の12月に、谷川岳に登った時です。
山頂手前の「肩の小屋」でお昼を食べることにしました。
外は雪が降っており、小屋の中はストーブも何もありません。
そんな中で冷たいおにぎりを齧っていると、一緒に小屋の中にいた見知らぬおじさんから温かいコーヒーをご馳走になりました。

山小屋で飲むコーヒーはこんなに美味しいのだと感動しました。
体だけでなく、心まで温まりました。

カップラーメンの値段

その後、直ぐにJETBOILを買いに行きました。
それからの登山は快適です。
山の上で食べるカップヌードルは最高ですし、食後のコーヒーは、どこのスタバで飲むよりも美味しいのです。

JETBILは12,000円ほどします。
決して安いものではありません。
10回使っても1回あたりの値段は1,200円ということで、カップヌードルが200円くらいなので、一食のカプヌードルの値段は1,400円くらいということになります。
100回使えば一食が340円くらいになります。
買ったものというのは、使えば使うほど一回当たりのコストが下がるということです。

レインウェアのコスパ

レインウェアといえばゴアテックスです。
しかしゴアテックスのレインウェアは、登山専門のブランドになると20,000円以上します。

レインウェアは、防寒や防風のために着ることもありますが、基本的には雨の降ったときに着るものです。
山の天気は変わりやすいといいますが、登山中に雨に降られることはそんなに多くありません。
なのでレインウェアを着る機会もそう多くはないのです。
年に10回登山をしても2、3回しか着ることがないくらいの確率です。
そうなると、レインウェアのコスパはとても悪いということになります。

折角高いお金を出して買ったレインウェアがザックの中に入っているのだから、ちょっとくらい雨が降ってもいいかな、という気持ちになります。

登山への投資の考え方

登山を始めるには初期投資が必要です。
どのくらい投資すべきか迷うのは、この先登山という趣味がいつまで続くのか、という不安があるからです。

高いものを買ったのに、直ぐに飽きてしまったらどうしよう、とかいう気持ちになります。
でも、新しいギアやウェアを買うことで山に登りたくなるモチベーションが上がることもあります。

妥協したものを買って、後で後悔することもあります。
多少高価なものであっても、自分の気に入ったもの、納得したものを買うようにした方が後で後悔はしません。

結果的にはその方が大事に扱うし、山に登りたいという気持ちが強くなるので、コスパがよくなるのです。

テントを買うべきかどうか

今、大いに悩んでいるのは、この先テント泊をするかどうかということです。
テント泊を始めるには、テントとシュラフ、マットなどが必要になります。
それに50リットル以上の大きなザックも必要になります。

テント泊をすると1泊10,000円くらいする山小屋代が、テント場代1、000円くらいになるから節約ができるという考えもありますが、投資額を回収するには20回くらいテント泊をしないと回収できません。

悩ましいところではありますが、投資をするにも予算がありますので、もうしばらくは山小屋泊を楽しみたいと思っています。


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