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霧のない摩周湖は「霧の摩周湖」ではない。

5年前に、北海道の摩周湖に行きました。
とても天気が良くて喜んでいたら、一緒に行っていた人に「摩周湖は霧がかかっている方が綺麗なんだよ」と言われました。
その時は「へえー、そんなもか」と思ったのでした。
そういえば「霧の摩周湖」という歌が昔流行ったらしいのです。

登山を初めたことで、いろんなところで素晴らしい景色をいっぱい見るようになりました。
お陰様で天気には比較的に恵まれていて、全く景色が見えなかった登山というのはほとんどありません。
少し霧が多くても、どこかで霧が切れる時間帯があって、そのときの景色がまた感動的だったりします。

最初の頃は、雲一つないような青空の晴天がよかったのですが、最近は雲というか霧を見るのも一つの楽しみになってきています。
雲や霧の動きのある景色も素晴らしいのです。

そこで、登山を始めてから撮影した、霧や雲のある景色の写真を選りすぐってみました。

南アルプス「仙丈ヶ岳」から「甲斐駒ヶ岳」を見下ろす
那須連峰「朝日岳」山頂標識の向こうに見える雲海
八ヶ岳「赤岳」山頂
尾瀬沼に映る夕焼けと「燧ケ岳」
「谷川岳」西黒尾根から一ノ倉の方を見る

山で霧や雲の動きを見ているのはとても楽しくて飽きません。
下山の時間を気にしなくていいのであれば、いつまでも見ていたいものです。
時間があれば写真だけでなく、タイムラプスで動画を撮って楽しんだりもします。

登山をするようになって、漸く「霧の摩周湖」の意味がわかったのです。

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