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【読書】井上達也(著)『小さな会社の社長の戦い方』を読み進める。

井上達也(著)『小さな会社の社長の戦い方』という本を、読み進めています。読み進めていきながら、つくづく会社の社長って大変だなあと、感じています。

私は従業員だから社長の大変さなんて関係ないって思っていると、そうでもありません。会社の従業員は、社長の代わりに仕事をしているのです。社長は、会社の全てのことができないので、従業員に仕事を託している訳です。

普段、お付き合いをしている取引先の担当者の方も、先方の社長に託されて仕事をしています。お互い、社長に託されている者同士が仕事をしているということになります。

そんな中で、いろんな交渉ごとが発生します。一番多いのが価格交渉です。
仕入れ先に、「今月は10%値引きして欲しい」とかいう要求をすることもあります。利益を追求している会社の従業員としては、当然のことかも知れません。

しかし、よく考えてみると、仕入れ先に値引きだけを要求することは、先方にとっては何のメリットもありません。こういうのは交渉ではなく、「おねだり」です。今回、これだけまとめて発注するから安くしてねというのなら、まだ分かります。

もし、このような「おねだり」が日常的に行われているのなら、改める必要があります。社長に恥をかかせているようなものです。
従業員は、社長の代わりに交渉をしているということを、肝に銘じて仕事をしなければならないのです。


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