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【読書】井原忠政(著)『三河雑兵心得<七>伊賀越仁義』|Googleマップで調べながら読み進める。

井原忠政(著)『三河雑兵心得⑦伊賀越仁義』を読み進めました。
いよいよ、徳川家康の伊賀越が始まりました。
途中で本田忠勝と主人公である茂兵衛は、家康とは別ルートを辿ることになります。

茂兵衛の通過点を、Googleマップで調べなら読み進めていきました。するとルートが表示されます。
本当に便利な世の中になりました。
スマホもなければGPSもない戦国時代に、辛うじて手書きの地図はあったようですが、移動は大変だっと思います。

三重県で働いていた頃、週末ごとに大阪の自宅との間を車で往復していました。
走っていたのは、奈良県天理市と三重県亀山市を結ぶとを結ぶ国道25号線、通称名阪国道という道です。
Googleマップを見ると、徳川家康が伊賀越をしたルートは、名阪国道よりもずっと京都府から滋賀県よりの北側のルートを通ったようです。

名阪国道を走っていても分かるのですが、この辺りは高低差のある山間部です。
こんなところを歩いていくなんてこと、今では考えられないことです。
そしてその頃豊臣秀吉は、岡山から信じられない早さで京都に向かっています。
正に、歴史が動く数日間なのです。


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