見出し画像

私の本棚にある、おすすめの「積読本」5選|「積読」こそが完全な読書術

みなさん、「積読」してますか?
「積読」というと、どうしてもネガティブなイメージがありますよね。
「積読本」が増えてくると、これ以上増やしたくないという気持ちが高まってきます。
著者に申し訳ないという気持ちも起こり、罪悪感を感じてしまうのです。
そんなことを考えていると、どんどん自信がなくなっていきます。
でも、大丈夫です。
一度、永田望(著)『積読こそが完全な読書術である』という本を読んで見てください。


私は、定期的に本の断捨離を行なってきたので、そんなにたくさんの本を所持しているわけではありません。
きっちりと数えたことはないのですが、ざっと200冊くらいでしょうか。
そのうちの20冊くらいは、「積読本」です。

今回は、私の本棚の中から、おすすめの「積読本」を5冊、ご紹介したいと思います。

おすすめの「積読本」5選

読んでいない本をおすすめするというのは、まったく説得力のない話です。
それは、十二分に承知しています。
本当は、私も読みたいのです。
私の代わりに、誰か先に読んで欲しいという思いで、ご紹介します。

ヘルマン・ヘッセ(著)「ヘッセの読書術」

ドイツの作家、ヘルマン・ヘッセが読書術について書かれた本です。
noteでこの本を紹介されている方がいて、面白そうな本だと思ってAmazonで買った記憶があります。

文庫本で、「あとがき」まで入れて266ページの本なのですが、60ページのところに栞をはさんであります。
60ページまでの間に、5箇所に付箋を貼って、ラインを引いています。

「積読本」の最初に紹介する本が、読書術の本というのが少し笑えるところですが、いつかは続きを読んでみたいと思っています。

原聖(著)『ケルトの解剖図鑑』

言語社会史、比較民族学の専門家である、原聖さんがヨーロッパの「ケルト文化」を解説した本です。
横浜の阪東橋というところにある、「象の旅」という本屋さんで購入しました。

A5判ソフトカバーで、イラストがとても多い本です。
「おわりに」まで入れて151ページの本ですが、14ページのところに栞が挟まっていました。

世界史に興味があって購入したのですが、紀元前のこととなると少しついていけなくて、積読本の状態になってしまっています。

ダン・アリエリー(著)『予想どおりに不合理』

行動経済学研究の第一人者、ダン・アリエリーの著書です。
いつ購入したのか記憶に残っていないのですが、おそらくダニエル・カーネマン(著)『ファスト&スロー』を読んだ後の頃だと思われます。

文庫本で、「解説」まで入れると475ページまであるのですが、219ページのところに、大きめの付箋を貼ってあります。

行動経済学というジャンルが最近面白いなと感じており、ぜひ続きを読んでいきたいと思っています。

ベネディクト・アンダーソン(著)『定本 想像の共同体』

政治学者のベネディクト・アンダーソンがナショナリズムについて解説した本です。
いつ頃、何処で買ったのか記憶していません。

四六判ハードカバーの本で、「訳者あとがき」まで入れると386ページまであるのですが、56ページのところに栞紐を挟んであります。

かなり難しい内容の本で、読了するのにはかなりハードルが高そうです。
一生のうちに読了することができるのかどうかというのが、正直なところです。

守屋淳(著)『最高の戦略教科書 孫子』

中国古典研究家の、守屋淳さんの著書で、「孫子の兵法」を現代のビジネスに活かす方法を解説した本です。
4、5年ほど前に、著者の守屋淳さんの講演会を拝聴する機会があったときに、前もって予習しておこうと思って買った本です。

四六版ソフトカバーの本で、本文は384ページまであります。
栞は挟まれてなく、付箋も貼られていないので、1ページも読んでいない、正真正銘の「積読本」です。

日本の戦国時代の武将たちも読んでいたと言われる孫氏の兵法。
現代のビジネスパーソンにも、必読の1冊です。

「積読」こそが完全な読書術

今回は私の本棚の中から、おすすめの「積読本」を5冊、紹介しました。
読んでもいない本を紹介するのは、やはり心苦しいものがありました。

スマホがあれば、ほとんどのことは解決する世の中で、紙の本が存在するのには、意味があると思っています。
本というのは、人によって読むべきタイミングというものがあります。

一見、非効率だと感じられるかも知れませんが、読むべきタイミングが訪れるまで、自信をもって「積読」しておきましょう。

「積読」こそが完全な読書術なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?