高野秀行(著)『謎の独立国家ソマリランド』を読んで、「一夫多妻制」について考える。
イスラム教の国では、「一夫多妻制」が認められているます。
「一夫多妻制」と聞けば、日本の平安時代の貴族を思い出しますが、イスラム教と平安時代の貴族の「一夫多妻制」には、大きな違いがあります。
平安時代の貴族は、正妻一人に対して妾妻が複数という形で、正妻と妾妻の立場は大きく違っていました。
それに対してイスラム教では、妻は4人まで許されていますが、全ての妻に対して公平に接しないといけないのです。
ソマリランドもイスラム教の国です。4人までの妻と結婚することが許されているのですが、実際には2人以上の妻と結婚生活を送るのは、簡単なことではないようです。
一夫多妻...私は遠慮しておきます。当然、経済的な問題もありますが、それだけではありません。想像するだけでも怖いものがあります。
とはいえ、私は女性にモテる人間ではないので、心配する必要は全くないのですが。
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