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中学校の部活の顧問の先生は大変です。


中学生のころ、私はサッカー部に所属していました。
Jリーグなんていうものはなく、ワールドカップ出場なんて夢の話だった時代になぜサッカー部に入ったかというと、「とびだせ青春」と言うテレビドラマの影響でした。

弱小サッカー部

部活は平日の放課後はもちろんで、土曜日の昼からと日曜日もありました。
当時は土曜日も午前中まで授業があったのです。

サッカー部と言っても弱小のサッカー部でした。
大阪府大会では決まって一回戦負けで、しかも2桁得点差で負けていました。
ラグビーの試合かというぐらい点を取らました。

顧問の先生

顧問の先生は英語の先生でした。
平日は部活にはあまり出てきませんでした。
英語を教えながらクラスの担任も持っていたので当然でしょう。
それに、あまりサッカーには興味がなかったのだと思います。

ある日、他校との試合がありました。
その先生は他校同士の試合の審判をやっていたのですが、突然タイムをかけて試合を止めました。
接触プレイもなければ誰かが転倒とかしている訳でもありません。
どうしたんだろうと思っていると、試合を見学していた自分たちに向かってすがるような目で「足がつった!」と言ったのです。

選手が足がつっているのを見たことはますが、審判が足をつっているのは初めて見ました。

部活の手当

先生が部活の顧問をやると何らかの手当がつくみたいですが、当時のことなのでどんな形で支給されていたのかわかりません。
当時はサラリーマンでも勤怠管理なんていい加減なものだったでしょうから。

部活を民間団体に移行すると言う記事を新聞で読みました。
考え方としては正解だと思います。

サッカーに興味のない英語の先生が生徒にサッカーをまともに教えれるわけがありません。
普段から運動不足で試合中に審判が足をつるなんていう格好の悪いことも起こらなでしょう。

先生と生徒の関係

いろいろと問題はあるのだと思いますが、先生と生徒の関係が希薄になる様な気がします。
顧問の先生はスポーツの技術を教えることだけが役割ではないと思うのです。

私自身は、運動神経があまり良くなくて、サッカーもそんなに好きな訳でもなかったのですが、顧問の先生のことは人として大好きな先生でした。


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