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【読書】高野秀行(著)『謎の独立国家 ソマリランド』|できればソマリアへは行きたくない。

高野秀行(著)『謎の独立国家 ソマリランド』を読み進めています。
高野秀行さんは、たびたび海外に出かけています。しかも、普通の人はあまり行かない世界の辺境ばかりです。

私はこれまで59年間生きてきて、海外に行ったのはたったの3回だけです。行った国(地域)は、オーストラリア、韓国、香港・マカオ。
ヨーロッパやアメリカにも行ってみたいとは思っています。でも、あまりアフリカやインドには行きたいと思いません。やはり、ちょっと怖いというイメージがあります。

ソマリアという国には、できれば行きたくありません。ソマリアの中でも、プントランドは特に御免です。プントランドでは、外出するためには銃を持った兵士を雇う必要があるというのです。

日本で生活をしていても、ソマリアの紛争だとか海賊の問題が、テレビのニュースなんかで流れてきます。そう、プントランドは海賊の国なのです。ディズニーランドの海賊なら楽しいのですが、本物の海賊が実在する国です。
夢の国ではなく、現実の世界に存在するのだからビビります。

テレビのニュースに流れてくるのは、ほんの上部だけの情報です。
高野秀行さんの『謎の独立国家 ソマリランド』には、ソマリアに暮らす人たちが実際にどんなことを考え、どんな生活を送っているかということが、ストレートに伝わってきます。
ノンフィクション作品の、醍醐味を味わうことができるのです。


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