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【読書】古賀史健(著)『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』|文章はリズム感が大切

古賀史健(著)『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』と言う本を読み進めています。
現在、第7章「原稿をつくる」を読み進めているところです。

文章を書く勉強をしてきて、改めて日本語って難しいな感じたのは「敬語」でした。
そして次に難しいと感じたのは、意外にも読点の付ける場所です。

『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』によると、もともと日本語には句読点というものはなかったのだそうです。
現在のように句読点が一般化したのは、明治時代の後期になってからだとか。
歴史が浅いということもあって、句読点を付ける正しいルールは決まっていないのだそうです。

句点「。」は分かりやすいです。
基本的に、1つの文章の最後に付けます。英語で言うところの、ピリオドです。
問題は読点「、」です。英語で言うところの、カンマになるのでしょう。
そう考えると、日本語の読点の付け方は、英語のカンマに比べると、使い方が曖昧です。

長い文章は、読点が無いと何処で息継ぎをしていいのか分かりません。
逆に読点の多過ぎる文章は、読んでいてギクシャクしてしまいます。
いい塩梅に読点を入れると、文章にリズム感が生まれます。

リズム感の良い文章は、多少難しい内容でもストレスを感じずに読むことができます。
リズム感の悪い文章は、内容は簡単でも、途中で読むのをやめてしまいたくなります。

小説にしても、ビジネス書にしても、自己啓発本にしても、ベストセラーになっている本は、とてもリズム感が良いように感じます。
そして『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』は、全てがリズム感のお手本のような文章で書かれています。

この文章を書きながらも、読点の付け方には気を使いました。
リズム感はいかがだったでしょうか。
まだまだ修行中ですが、何とかリズム感の良い文章を書いていきたいと思っています。
目指すは、あいみょんの曲のようなイメージです。



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