【読書】高野秀行(著)『怪魚ウモッカ格闘記』を読みながら、インドについて考える。
『怪魚ウモッカ格闘記』は、著者の高野秀行さんが、ウモッカという謎の魚を、インドまで探しにいくという、ノンフィクション作品です。
インドの人口は14億人を超え、中国を抜いて世界第1位となっています。
GDPは世界第5位となり、近い将来、日本を追い抜くのではないかと言われています。
それなのに私は、インドという国のことをあまり知っていません。というか、残念ながらほとんど知らないのです。
外務省のデータを見ると、インドの宗教は、ヒンドゥー教徒が79.8%、イスラム教徒が14.2%、キリスト教徒が2.3%となっています。
仏教の発祥の国なのに、仏教徒は0.7%となっているのが、不思議なところです。
連邦公用語はヒンディ語ですが、他に憲法で公認されている州の言語が21言語となっています。
その他にも、少数の人が使う言語が、3,000近くあると言われています。
そんなインドという国の本当の姿が、『怪魚ウモッカ格闘記』を読み進めていくと見えてくるのではと、楽しみにしています。