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『話し方の戦略』(千葉佳織著)という本を読了。

千葉佳織(著)『話し方の戦略』という本を読了しました。

世の中に「わたしは、人前で話すのが得意です!」と堂々と言える人はどのくらいいるでしょうか。
私の感覚では、大体8割くらいの人は人前で話すのは苦手だと感じているのではないかと思っています。
もしかすると、それ以上かもしれません。

人前で話すことが苦手な人は、できる限りそのようなシチュエーションは避けようと、普段から逃げ回っているのではないでしょうか。
そして不幸にも逃げきれずに、大変な目にあったという人も多いと思います。

人前で話すのが苦手で、尋常じゃないほど悩んでいる人もいます。
笑い事ではなく、本当にその人の人生を変えてしまうくらい深刻な問題なのです。

『話し方の戦略』の著者である千葉佳織さんは、スピーチライターであり、スピーチトレーナでもあります。
そして、伝え方トレーニングサービスという事業を行なっている株式会社カエカの代表者で、まさに話し方のプロ中のプロです。

『話し方の戦略』には、人前で話すためのテクニックが、ぎっしりと詰まっています。
しかし、この本を読んだからといって、翌日から堂々と話せるようになるかというと、そんな甘いものではありません。
人前で堂々と話せるようになるには、それなりのトレーニングが必要です。

ゴルフの技術について書かれた本を読んでも、ゴルフが上達しないのと同じです。
実際にゴルフクラブを握って、ボールを打たないと、上達しないのです。

話し方のトレーニングとは何をするのかというと、やはり実際に人前で話すことです。
それがなかなかできる場がなくて悩んでいる人が多いと思うのですが、ネットで検索すると「話し方教室」のような講座がたくさん開催されていることがわかります。
それだけ需要があるということです。

ある程度のことは、独学でもトレーニングは可能です。
家族や友達の前で練習をするのもいいでしょう。
それも不可能な場合は、話している姿をスマホか何かで動画撮影をして何度も再生しながら練習することです。
客観的に自分を見ることで、修正しなければいけないところが明確になります。

堂々と人前で話せるようになると、人生が変わります。
できるだけ、若いうちに克服しておくことをおすすめします。
まずは『話し方の戦略』を手にとって読んでみて、ノウハウを先に理解しておくのもひとつの戦略です。

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