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【読書】原田ひ香(著)『三千円の使いかた』を、読了。

お正月は、久しぶりに長男と長女が帰ってきました。そして妻と私の四人家族が揃いました。
そんな一家団欒の中の隙間時間に、読書を継続していました。

家族四人が揃うことは珍しいので、豪華なおせち料理を発注し、お正月を楽しみました。(見出し画像がそのおせち料理です)
私自身、いつまでもお金を稼ぎ続けることができる訳ではありません。
稼げなくなれば、このような、豪華なおせち料理を発注することもできなくなるでしょう。

長男も長女も、生まれたときは、自分では何もできなかった赤ちゃんだったのですが、今では仕事をして、お金を稼いでいます。
思い返せば、子供たちには、稼げるようになるまで、たくさんのお金を使いました。でもそれは、本当に幸せなことでした。

お金の心配をしない人なんていません。いや、中にはいるのかも知れませんが、そんな人は稀です。
健康であればなんとかなると考えられるのも若いうちだけで、歳をとってくると、思わぬ病気に罹ってしまったりするものです。
そして、いくら健康に気を遣っていても、人間はいつか死ぬときがきます。
事故か何かで、突然死を迎えることもあるかも知れませんが、殆どの人は、病気になって死にます。
当然、病気になると、治療費や入院費などが必要になります。

稼げるようになったと言えども、子供のことは、いつになっても心配です。そして、自分の将来のことも本気で考えなければいけない歳でもあります。
人間というのは、死ぬまで心配事はなくならないようです。

今日からまた家族四人、それぞれの生活に戻ります。
家族がいるから心配事が増えるのですが、それ以上に、家族がいるから頑張れるものです。
今年のお正月は、『三千円の使いかた』を読みながら、不思議な家族の連帯感を感じた3日間となりました。

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