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サードドアを読んで

こんにちは。へんじんもっこの渡辺省吾です。
へんじんもっことは新潟県佐渡島でサラミやハム・ソーセージなどの食肉加工品を作っている会社で、「へんじんもっこ」の”へんじん”は変わった人、”もっこ”は佐渡の方言で”頑固者”という意味です。
#へんじんもっこ

今日は「サードドアを読んで」というテーマで書いてみたいと思います。

最近、オススメに出てきた『サードドア』という本を読んでいます。18歳の大学生が著名人に次々とインタビューする話なんですが、

『人生、ビジネス、成功。
どれもナイトクラブみたいなものだ。
つねに3つの入り口が用意されている。

ファーストドア:正面入り口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか
気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア: VIP専用入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが
利用できる。

それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。

サードドア

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この本を手に取り、上記の前書きを読んだ時、なんとなくサードドアを開けばなんの苦労もなく、目指すゴールに辿り着くようなイメージを持ってしまったんだけど、それは私の勘違いで、

サードドアの説明の続きに、
『行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、
何百回もノックして窓を飛び越え、
キッチンを通り抜けたその先にーーー必ずある。』

サードドア

この『何百回もノックして・・・』のところが特に重要で、どんな道を選ぼうがトライアンドエラーは絶対に必要だということがわかります。
理解しているようで理解できていない、何者でもない私たちの特徴だよなとつくづく思いました。

『ビル・ゲイツが初めてソフトウェアを販売できたのも、
スティーヴン・スピルバーグがハリウッドで
史上最年少の監督になれたのも、……みんな、
サードドアをこじ開けたからなんだ。』

サードドア

この本がすごく面白くて、ドキドキしながら読み終えたのですが、何故こんなにエキサイトで、どうしてこんなに自分に刺さったか、自分でもよくわからないけど「もしかしたら自分も、サードドア見たいなものを探し求めていたのかもしれないなぁ」と思っています。

この本を読んで、サードドアとは”少数派”を選ぶということなのかなと解釈しています。
#誤解を恐れずシンプルにいうと

私の身近にもサードドアをこじ開けていると感じる人物がいまして、それは私の父です。

私の父も、佐渡島で肉の加工をすると決めた時、仲間たちに「佐渡は海産物が取れるんだから、肉ではなくて魚の加工をしたらどうか」と多くの人に反対意見をアドバイスされたそうです。
また父は、初期のアレックス・バナヤン(サードドアの著者)と同じように、ドイツの肉屋さんにいきなり訪問したり、息子をドイツに送り込んだり(笑)、普通は多くの人が選ばないような道を選び、サードドアをこじ開けようとしていました。

自分も今、サードドアを探すために、何度もドアをノックしている最中のように感じます。
とりあえず、思いついたことを自分でやってみて、ダメだったら次のことを・・・みたいな。
家族は引いた目で見ているようですが、サードドアを見つけられるように頑張ります。

以上「サードドア」を読んででした。

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