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P5Rクリア感想

面白すぎた!あまりにも

システム面

P5からのブラッシュアップもあるんだろうけど、めちゃめちゃ遊びやすかった。
弱点を付いてもう一度攻撃するというペルソナの基本を拡張して、より連携感が増した感じになってて戦闘が楽しかった。

戦闘はNORMALでも意外とシビアな場面もあって、結構イゴった。
すごく記憶に残ってるのはイシ前の中ボスアラハバキのブレインジャックで全員洗脳食らって全滅したこと。
それでアラハバキが好きになって以後ずっと連れ回していた。

連れ回しといえば、絞首刑や収監で1体のペルソナを使い続けるというプレイスタイルが肯定されているのも良かった。
今までのシリーズの、使い込んだペルソナでも容赦無く混ぜる殺伐さも好きだったけど、思い入れのあるペルソナが出来たときにはそういう選択肢も取れるのが嬉しい。

コープアビリティのシステムもとても良かった。単純に強力なものが多かったのもあるが、コープを進める楽しみの1つになっていた。竜司愛してる。

マップの作り込みもすごかった。東京が舞台ということはプレイ前から知っていたが、行動範囲がかなり広いことに驚かされた。
プレイ中に少しだけ聖地巡礼もして、渋谷や四(三)軒茶屋に愛着が湧いた。

シナリオ面

最初に終盤を見せることで、それぞれの事件を解いていく中でもゴールを見失わないようになっているのがすごく良かった。
それぞれの事件をクリアする喜びと、大きな事件へと向かっていく感覚が両立されていた。

裏切り者たちがちゃんと見抜けないようになっていつつも、怪しさを出せているのはすごかった。
明智は最初裏切る裏切ると思っていながら、仲間になったときは嬉しくて、やっぱり味方だったと思わされてしまった。ずっとモヤモヤしてたテレビ局でネコの声が聞こえていた伏線もちゃんと回収されて気持ちよかった
丸喜はP5Rからの要素だろうけど、すみれ共々キレイに接続されていて違和感がなかった。裏切りというより、ちゃんとP5本編で見てきた丸喜の意思をそのままに、ボスとしてなすべきことをなしていたのがとてもいいキャラだった。

イゴール周りの設定は若干ネタバレを踏んでいたため、衝撃度が低かったのが少し心残り。もし踏んでいなければ、元のイゴールの声に戻ったとき感動したはず。
イゴールをラスボスに使う心意気、本当にペルソナは1作1作に「これで終わってもいい」の全力投球を感じる。

コープで一番好きだったのは三島。怪盗団メンバーはもう事件で吹っ切れているところがあるので、等身大の高校生の成長を見せてくれた三島コミュは一人の人間そのものが詰まっててめちゃめちゃ良かった。

ありがとう、アトラス

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