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ぴろみん社長のひとりごと「北欧版大和魂?ヤンテの掟」

休日の日にスウェーデン在住の日本人のYouTubeをまとめて見ていて、北欧について随分誤解してることに気づいた。

スウェーデンといえば、中国留学中にかなり変わったクラスメートの女の子がいたり、知り合いのお子さんが中学生の頃から留学していたりと、もっと興味をもってもよかったと思うけど、今まではそんなに深く興味を持たずに過ごしてきた。

高負担高福祉で幸せ度が高い国と知られているけど、なぜそうなのか?ほんとにそうなのか?とか。

ヨーロッパにおいてのロシアの脅威とか。

男女平等って、実際のところどうかのかとか。

興味深い話題がたくさん語られていて、目からウロコで、知らないことを知るってほんとに面白い。

「ヤンテの掟」というのがあって驚いた!

https://norr.jp/law-of-jante/より抜粋↓↓

ヤンテの掟とは?

1933年にデンマーク・ノルウェー人作家Aksel Sandemose(アクセル・サンデモーセ)が出版した小説のなかに登場する架空の村Jante(ヤンテ)において、住人が守るべきとされている十戒のこと。

これが現在に至るまで、
言うなれば日本の「大和魂」の様に、北欧民族固有の精神として受け継がれてきました。

Jantelovens 10 bud(デンマーク語ver.):

Du skal ikke tro, du er noget.
自分が特別だと思ってはならない。

Du skal ikke tro, at du er lige så meget som os.
自分が私たちと同じくらい優秀だと思ってはならない。

Du skal ikke tro, at du er klogere end os.
自分が私たちより賢いと思ってはならない。

Du skal ikke bilde dig ind, at du er bedre end os.
自分が私たちよりも優れていると思ってはならない。

Du skal ikke tro, at du ved mere end os.
自分が私たちよりも多くを知ってると思ってはならない。

Du skal ikke tro, at du er mere end os.
自分が私たちより重要だと思ってはならない。

Du skal ikke tro, at du dur til noget.
自分が何かに秀でていると思ってはならない。

Du skal ikke le ad os.
私たちを笑ってはならない。

Du skal ikke tro, at nogen bryder sig om dig.
誰かが自分を気にかけてくれると思ってはならない。

Du skal ikke tro, at du kan lære os noget.
自分が私たちに何かを教えることができると思ってはならない。

ここでいう「os(=私たち)」とはJante(ヤンテ)村の住民を指します。
現実社会に当てはめて考えると、デンマークならデンマーク国民、スウェーデンならスウェーデン国民のことを指していることになります。

↑本文から抜粋!

北欧の人が意外に謙虚で本当に驚いた。欧米人ひっくるめて、積極的で自信家みたいな捉え方をしていたから。

ん?でも待てよ!と思った。日本人はそもそもが謙虚だけど、彼らは謙虚じゃなかったからこその戒めのようにも思う。何事も行き過ぎはよくない。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

だから、この精神はとても大切だけど、自信がない人は、まず先に自分自身の自信をしっかりもってからなんじゃないだろうか。それには、この掟の反対を捉えるとわかりやすい。

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